球春到来~ヘッドコーチ辞任のご報告
[ 投稿日時 ] 2019/3/29 16:44
[ カテゴリ ] Bruins
今日からプロ野球が開幕。我がタイガースの下馬評は低いですが・・。なんとか頑張ってほしいものです・・。さてアメフトの春のシーズンも開幕近し。西宮ブルーインズの新たな体制もSNS等で発表されています。そこに僕の名前がないということもあって、知人・友人から「今年はやらないの?」というご質問を頂戴しましたので、こちらにてご報告をさせていただきます。2018年シーズンをもって、ヘッドコーチを辞任させていただきました。ヘッドコーチとしては2年という期間でしたが、多くの人にご相談に乗っていただいたり、貴重なアドバイスを頂いたり。心より感謝しています。ありがとうございました!悲願の一部昇格の目標は達成できませんでしたが、とても充実し、良い経験をさせていただきました。
少し振り返ってみると・・
1年目のシーズンは、チームの財政難という危機を乗り越え、和田キャプテンのリーダーシップの元、たくさんのメンバーが集まり、エネルギー溢れるチームでした。チームを良くしたい。チームを強くしたい。そんなメンバーの純粋な想いが行動へと昇華して、上昇気流を描いたシーズンでした。あと一歩届きませんでしたが、印象的なのはシーズン中盤、劇的な勝利を収めた後に、一部の新人選手から「ブルーインズに入ってよかった」という言葉を聞けたこと。ヘッドコーチとして最高に嬉しかったことを今でも思い出します。チームへの関わりとしては、ディフェンスのコーディネートをさせていただきました。メンバー間で活発に意見交換を重ねて準備する文化を作ることができたのではと思ってます。所属メンバーの頑張りが「リーグ最少失点」という結果に繋がったと思います。「何をするか?」ということよりも、「やろうとしてることへの意思統一」が最も大切なことを身をもって知ることができました。2年目のシーズン。
前年の悔しさを糧に明確な目標を持って迎えたシーズンでした。一方でチームの核となる選手が転勤等でチームからの離脱を強いられるなど、社会人チームの難しさを感じたシーズンともなりました。また、後に1部リーグに昇格する「福岡サンズ」の存在はチームを奮い立たせる要因となりました。ただ力及ばず「福岡サンズ」に敗れ、開幕2連敗。目標達成が早々に潰えてしまい、心折れそうになるチームを、斎藤キャプテン以下、メンバーが歯を食いしばって奮起し、最終的にリーグ2位というポジションを維持できたことは次年度以降に必ずつながる経験になると思います。2年目のシーズンについては、自分は俯瞰したところからチームを見て、選手がのびのびとプレーできる環境整備に努めました。なかなか思うようにいかなかったというのが正直なところですが・・。個人的には強豪大学出身の攻守コーディネーターや選手の戦術的な知恵やノウハウを垣間見ることができ、フットボールの奥深さをさらに知ることができました。振り返るとまだまだたくさんの思い出がよみがえります。その思い出が2年間夢中になって取り組んできたご褒美なのかもしれません。仕事以外で目標をもって、夢中になって取り組めることがあるのは、本当に幸せなことだなと思います。今、振り返ってみても改めて思います。新体制となり、ブルーインズが1部昇格を達成できることを願っています。また微力ですが、何らかのカタチで応援していきたいと思います。これからも西宮ブルーインズへのご声援をよろしくお願いいたします。今は、フットボールに費やしていた時間を仕事であったり、家族との時間にあてています。良い言い方をすれば次の新しいチャレンジへの充電期間と言う感じでしょうか?特に何かしたいというクリアな目標があるわけではないですが、日々アンテナを張って生活することで、次へのチャレンジを見つけることができればと思います。