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今の自分の「行動」が明日をつくる

[ 投稿日時 ] 2015/9/12 10:08
[ カテゴリ ] 店長の独り言

商売って良いときもあれば、悪いときもある。

心の中ではそう思っても、どうして日々の成果に一喜一憂しがちです・・・。

お店を始めて4年目。

お客さま、そして応援してくださる皆さまのおかげで、
毎年、少しづつですが、業績も上がってきています。

でも、オモシロいもので、じゃあ精神的にゆとりが出たかって
思うと、そうでもないんですよね。

常に、不安との戦いです。常に崖っぷち感覚です(汗)

ただ、ここ数ヶ月、ちょっと違う感覚が身についてきてるような
気がします。

「お客さまが来た!!」

「お問い合わせがあった!!」

「ジュエリーリフォームの成約!!」

実はこれって全て「結果」。目の前に起こっている「事実」なわけですよね。

これって自分にはどうしようもないこと。

それよりも「過程」に目を向けないといけないのかなと・・。

・ お客さまにお手紙を書く

・ ブログに日々の思いを綴る

・ ホームページを更新する

・ 先人の知恵を学ぶべく読書をする。

これらの自分の行動にフォーカスをすべきなのかなって。

自分がやるべきことをやる!!

それが全て。

今の自分の行動が「明日」を作る。

そう考えると全て、今の「結果」よりも今の「行動」
が大切。

そう思えるようになってきました。

とは言え、まだまだ目の前の結果や出来事に翻弄されることも多いのが
事実。

「今」を大切にして、日々丁寧に仕事に取り組んでいきたいと思います。





 

立て爪指輪の歴史を紐解いてみる

[ 投稿日時 ] 2015/9/11 09:33
[ カテゴリ ] ジュエリーリフォームのこと

当店でリフォームのご相談をお聞きさせていただくジュエリーの中で
圧倒的に多いのがこのデザイン。

立て爪 指輪リフォーム

「立て爪」だったり、中には「鬼爪」。

そして多くの人はこの指輪のことを

「昔ならではの指輪」とおっしゃります。

昔の婚約指輪ってほぼこのデザインに統一されてたんだろうなあ~
なんていつも考え、お客さまともお話させていただくのですが、

ふと、自分の頭に浮かんだ疑問・・・

「いったい、いつ頃からこの立て爪の指輪が登場したんだろう・・」

なかなか、それに対する答えは色々と調べましたが、見つかりません。

ご存知、ティファニー社が1800年代の後半に、このような指輪を
作り出した歴史はかかれてますが、一体、日本ではいつの頃から・・?

お越しになるお客さまとの会話の中にヒントがあるのかなと・・

「自身の婚約指輪」は多いですが、それ以外に「お母さんから譲り受けた指輪」そして「おばあさんから譲り受けた指輪」

そんな声が聞かれます。じゃあ、その譲り受けたご本人のご年齢から
逆算してみると・・。

あくまでも推測の域ですが、戦後まもなく1955年ごろぐらいから、
こういう指輪が登場したのではないかと・・。

確かに戦時中は物資が困窮してたと聞きますから、こういう貴金属を
おくるなどという習慣は無かったかと・・。

ほんと、あくまでも推測ですよ。間違ってたらごめんなさい。。

そんな指輪の歴史を紐解いている時に思ったこと。

今、ご相談をいただくジュエリーのリフォーム。
そのジュエリーのルーツを辿ってみると、やはり「おばあさん」から譲り受けたもの。

どうしてもご相談者のご年齢が若くて30代ぐらい。
そうなると必然的に、「おばあさん」の世代が限界なのかなと・・。

言い換えるなら

「3世代に渡るジュエリー」となるわけです。

どうでしょう。これが100年先、200年先。
4代目、そして5代目、6代目。
と次世代に引き継がれていけば・・・。

「昭和の○○おばちゃんが使ってた宝石!」

今に、置き換えると、
「江戸時代の○○おばちゃんが使ってた宝石!」

何かすごくありませんか?

なかなか、そうやって身の回りで子孫に残せるものってあるでしょうか?

もしかしたら、ジュエリーってそんな役目を担える貴重なものになる
可能性が秘めてるのでないか?

そんな気がするんですよね。

そういう視点で宝石を捉えると、今、ボクがやってる仕事って重責だなあ~って思いますね。

でも、そうやって次世代に受け継がれるジュエリー作りのお手伝いが
できるのは幸せなことだと思います。


 

ブログ100日間プロジェクト

[ 投稿日時 ] 2015/9/10 13:41
[ カテゴリ ] 店長の独り言

勝手に名前をつけました。

「ブログ100日間プロジェクト」
やります。

ブログをがんばろう!!そんな目的を叶えるために必要なのは
「習慣化」

その「習慣化」へ向けた一つの節目が100日かなって思って。

決して100日がゴールではないですよ。

ブログを始めたのは定かではないですが、2000年ごろ。
確か見よう見まねでライブドアのブログでスタートしたかな。

毎日に近く更新してた頃もあれば、一ヶ月ぐらい頓挫してた時期も。

更新頻度が多い、少ないはさておき、こうやって今まで続けてるのは
やっぱり、それなりの効果があるのかなって思ってきたからこそ。

そんな効果の一端をお話すると、

ちょっとカッコつけていえば、
「アウトプットを意識して日々を過ごすことで、行動にアンテナが立つ」
ってことでしょうか。

「なんか頭でこんがらがってるような案件をブログに記すことで、
思考の整理ができる」

うーん、かっこつけすぎですね。

まっ、プライベートなことを書くことで、知人友人に自分の近況報告ができたり。。

時には簡単な、「備忘録的」な記事も。

中には質問なんかを投げかけて読者の方から貴重なフィードバックをもらったりなんかも。

なんせ、自分と向き合う良い時間を提供してくれてるのが、ブログの
ような気がします。

こんな自分にとってプラスになるようなことばっかり書いてますが、
実はそれは「氷山の一角」で、実は水面下では悪影響あるかもしれません・・・・。無いとシンジタイ・・・。

話が長くなりましたが、まずは「100日」

そんな目標を、あえて「プロジェクト」と題することで、自分への強制力を発動させてみました。

お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いします。



実は昨日は結婚記念日。

早いもので7年。

家族、みんなでお祝いを。大好物のバナナケーキと共に。

いつも応援してくれて本当にありがとう!!
感謝してます。

 

「かかりつけの宝石屋」への道

[ 投稿日時 ] 2015/9/9 09:35
[ カテゴリ ] お店のこと

今日は台風の影響で1日雨になりそうですね・・。
のんびりした1日になる予感。。ブログの更新やホームページの更新。
今できることを精一杯に。

おはようございます。店長です。

「ライフタイムバリュー」って言葉をご存知でしょうか?

英語で「LTV」なんて格好良く略すことも。

よく経営書などに書かれていますが、この「LTV」は
「顧客生涯価値」と言われるもの。

詳しくは専門書に譲るとして、サービス提供者から見れば、
「一人のお客さまが生涯においてお店にもたらしてくれる利益」
と考えることができると思います。

実はこの考え方、僕の経営における「考え方」にズバリ合致したものなんですね。

お客さまとの関係性を単発のものに終わらせないで、生涯において
続くような関係性を築き上げる。

そんな理想的なビジネスモデルです。

と格好のよい言葉を並べたものの、実際はどうか?

実はこの部分はお店にとっての大きな課題なんですね。

「ジュエリーリフォーム」という商品の特性上もあって、そんなに
リピーターさんが多いとも言えないんですね。

もちろん、すっかりジュエリーリフォームの魅力にはまって、再三ご依頼戴ける方もおられます。でもどちらかといえば、「譲り受けた指輪を自分の好みのデザインにする」などが多いので単発で終わってしまうことも多いのが現状です。

そこで、僕がお店を運営する上での理想は、

「ジュエリーリフォームや修理のご依頼は、当店をご利用いただくキッカケであり、そのご縁を機に当店のことを知ってもらい、そこで信頼をいただき、生涯においてジュエリーのことで何かあれば声をかけていただく」

そんな関係性を多くのお客さまと持てたら幸せだな~って感じます。

では、どうするねん?

言葉で言うのは簡単ですが、
「既存のお客さまを死ぬほど大切にする」
ことだと思ってます。

もちろん、それ=押し売りとかではなく、
「何かあったら箕面のちいさな宝石屋」

食料品や生活品ならまだしも、ジュエリーを購入する機会なんて
そうそうあるものではないですよね。

だから、ちょっとでもお客さまの頭の片隅に覚えていてもらえるように。

またブログで書くこともあると思いますが、定期的にニュースレター(手作り新聞)をお客さまにお送りするのも、そんな理想を求めての施策の1つなんですね。

業界の大先輩がお店にこんなフレーズを与えてくれました。

「かかりつけの宝石屋」

かかりつけのお医者さんがあるように、「かかりつけの宝石屋」
そんなお店であれたらいいなあ。

そう思ってます。


結婚指輪 セントピュール
こちらは、ジュエリーのリフォーム・修理がきっかけで当店を
ご利用いただいたお客さまの息子さんの結婚指輪を作らせていただきました。

まさしく、僕が理想としてるお客さまとの関係性から生まれたお話。

まだまだ至らぬ点をあげるとキリがないですが、日々地道に
がんばっていきたいと思います。




 

気になる宝石リフォームの価格のこと

[ 投稿日時 ] 2015/9/7 10:08
[ カテゴリ ] ジュエリーリフォームのこと

今日はちょっと気になる「ジュエリーリフォームの価格」のことで。

一昨日にご姉妹がリフォームのご相談でお店にご来店いただきました。

無事に商談は成立したのですが、その際にお姉さまがこんなことをおっしゃっていただきました。

「ホームページの雰囲気が良くて、何より、価格が明瞭にされているのが
とても安心できました」って。

ホームページを立ち上げる時に、制作者さんと共に考えたこと。

サービス提供主の視線ではなく、ご覧になられる消費者の方の目線で
ホームページを作ろうと。

どんな風にお店を見て欲しいか?

どんな方にお店に来ていただきたいか?

お客さまが知りたい情報って何か?

そのあたりを妥協せずに、かなりの時間を費やして考えました。

正直、「価格」の開示については迷いました。

というのは、お持ちになる宝石の大きさや種類、カタチ、そして新たに選ばれるデザインの素材、そしてそのときの地金の相場。

色々な要素で価格って変わってくるので、なかなかきっちりとした価格は
出せないんですよね・・。

でも決して安いお買い物ではないので、「ある程度の目安」はあったほうがいいかなと思い、開示に踏み切りました。

デザイン集
それぞれのデザインの価格を素材別に表記しました。

リフォーム事例集
実際のお客さまの事例を元にどれだけの費用がかかったかを
表記しました。


そういった迷った背景があったので、お客さまに正直に話してみました。
(基本、いろんなことを正直にお客さまに告白してしまう癖があって・・)

こっし~「実は、価格の開示は迷ったんです・・。実際のお値段とWEBに書いてる価格が違うこともあるので・・」

実はこれってお客さまの不信感に繋がらないか・・

ちょっと心の隅で悩み、考えていたことでした。

すると、そのお客様はこんな風におっしゃっていただきました。

「いえいえ、実際がどうかは別で、こうやってきちんと価格を出そうという姿勢にすごい誠実さを感じるんです」

と。聞くとそのお客さまも接客業をされてるので、こういうところにアンテナをお持ちなんでしょうね。

なんか嬉しく、そして心の中でちょっと引っかかってた部分がスッキリしてよかったです!!

お客さまの声から、勇気をもらったり、そして気づきをもらったり、
中にはアドバイスなんかもいただいたり。

ありがとうございます!!

あっ、まだお客さまの商品、お預かりしたばかり。

出来上がる前にえらい褒めてもらって恐縮です。
出来上がり後に褒めてもらえるようにしっかりと制作を進めてまいりますね。



どんな風にデザインが生まれ変わるか楽しみですね。

 
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お客さまとの出会い、ジュエリーとの出会い、仲間との出会い。日々の心温まる出来事を自然体で綴る店長、越野泰明のブログです。

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