感銘を受けたゴッドマザーの教え:お客様と向き合う力」
[ 投稿日時 ] 2023/6/13 10:11
[ カテゴリ ] 日々徒然
昨晩、テレビ番組で
「70歳女性の脳外科医」
の特集を見ました。
その女医さんは「ゴッドマザー」とも呼ばれて、多くの患者さんの命を救ってきました。
そして名執刀医である先生の元には藁をもつかむ思いで頼ってこられる患者さんも多くおられるようです。
ただ単に手術の技術が高いという点だけではなく、患者さんとの関わり方に感銘を受けました。
術後の経過を見るために、自身の足で毎朝、患者の元を訪ねて会話を重ねます。
そして、自分の名刺には携帯番号も書かれており、24時間いつでも患者さんからの連絡を受けれるようにしておられます。
印象的だったのは、ご自身曰く
「医者って風を切って歩いているイメージ。だから患者さんから声をかけるのは難しいのではないか?」と推測し、
必ず、患者さんの元で最後に、
「何か注文はありませんか?」と尋ねるのです。
深刻な身体に関する相談以外に、中には
「水が欲しい」「枕を高くしたい」
そのような些細なリクエストもあるようです。
そのようなリクエストにも嫌な顔をせずに、すぐにスタッフを呼びつけて対応させるのです。
それを70歳の先生ができるのがすごいですよね。
もしかしたら、70歳という長年の人生経験がなせる業なのかもしれないですね。
この先生の取り組みから学べることは多いです。
僕の仕事も内容は違えど、一人一人のお客様と向き合い、相談に耳を傾けて対処していく仕事です。
「何か注文はないですか?」
この言葉のように、お客様が思っていることを率直に引き出せるような雰囲気づくりに努めていきたいと思います。
そして、出来上がったジュエリーをお納めした後も、ずっと気にかけて、何かあればいつでも対応させていただく。
そのような仕組み作りもしていきたいと思います。
僕もこのゴッドマザーのようなプロフェッショナルでいたい。
そう思います。