野村メモ  野村克也 著

[ 投稿日時 ] 2020/2/22 15:34
[ カテゴリ ] 読書

久々の読書レビュー。
というのは、今、司馬遼太郎の歴史小説の長編を読んでいて・・・。

ただ、野村克也さんの急逝に伴い、今読んでる本を中断。
追悼の意を込めて、野村監督の本を読んでみよう!

そう思い立ってAmazonから選んだのがこの本



著著がたくさんある中で選んだのがこの「野村メモ」

実は、過去に「アウトプット」の重要性を知り、
メモに関する本を色々と読み漁りました。

でも、なかなか長続きしないんですよね・・・・
インターネットのクラウドメモなどを使って、日々思いついたことを書いたりはしてるのですが、どうもメモ習慣というのは続かなくて・・。

ただ、どっか心の底で、実際に手書きで書くメモの方が書いたことが意識に定着するんだろうな~って思いはありました。

この野村監督の本を読むことで、またメモを始めるキッカケになればいいな!そう思ってこの本を選びました。

内容は◎です。
あの野村監督のボヤキ口調を連想しながら読み進めることができました(笑)

「勝ちに不思議の価値あり、負けに不思議の負けなし」

「失敗と書いて、せいちょうと呼ぶ」

この本には書いてませんが、
「まーくん、神の子、不思議な子」

など色々な野村語録が誕生しました。

そんな言葉も全てメモに自分の想いを綴ることから生み出された言葉なんだと思います。

メモは自らを内省する機会を与えてくれるように思います。

気づいたことをメモし、そこから思考を広げていく。

そんなメモ術をもう一回試してみようかなって思わせてくれました。

最後に余談ですが、
僕が少年野球をやってたころ、6年生になって監督からキャッチャーへのコンバートを命じられました。

ホントに嫌で嫌で。。やめようとまでは思わないにせよ、とても憂鬱でした。

でも今となって、もし今野球をするならば、
僕はキャッチャーに手を挙げると思います。

それは野村監督の著著などを読むことで野球の奥深さを知り、その奥深さを知ることのできる一番のポジションはキャッチャーだと思うから。


野村監督のあのボヤキが聞けないの残念ですね・・
ご冥福を心からお祈りいたします。

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