修羅の宴(上)(下)
[ 投稿日時 ] 2018/3/24 10:13
[ カテゴリ ] 読書
久々の楡周平(にれしゅうへい)
この著者の経済小説大好きです。
バブル絶頂期の銀行、そして繊維商社を舞台にした人間模様を
描いた小説。
不動産も株も、買えばどんどん値上がりしていく。
金が金を生み出す世界。
そんなバブルに熱狂したビジネスマンの会社の地位争い。
「バブル」とは耳にはするけど、正直バブルの絶頂期はまだ学生。
今では信じられないようなビジネスの世界がそこあったことを教えてくれます。
こんなバブルを経験したおかげで、感覚がおかしくなり、
憂き目にあった経営者ならびにビジネスマンも多かったのではと思います。
バブルの時代のビジネスを知ってみたかった半面、
もしバブル時代を知っていたら、今の仕事とのギャップに苦しみ苦労していたかもしれませんね。
もうこんな時代は2度とこないでしょうね~。