会社は1人で経営しなさい
[ 投稿日時 ] 2018/3/17 16:12
[ カテゴリ ] 読書
日経新聞の広告を見て、
Amazonで即買いしました。
会社は「1人」で経営しなさい
著者 税理士 山本憲明
タイトルを見て、
「あっ、自分のことや」
と思い、
自分のことを正当化してくれるのではとの淡い期待も・・(笑)
これから人口が減っていく時代で、日本経済も伸び悩むだろう。
そんな推測を前提にして、
「規模を追わない経営」
その究極論として、「1人で経営」することへの提言といったところでしょうか。
少し日本経済の未来についてネガティブすぎる感がありますが、
経営者としてはそういう未来もイメージしておくことは大切でしょうね。
もしかしたら、この著書の税理士さんに、僕の会社の事業内容をお披露目すると、褒められるかもしれません。
・ 身内以外の社員はいないので人件費は少ない
・ コストがかからない体質なので、お客様にとって魅力的な価格のオファーができる=喜ばれる
・ インターネットでの集客がメインなので営業活動のようなものはしていない
・ 休日そのものは多くないけども、予約をしてご来店されるお客様がほとんどなので、プライベートな面も含めて自分の裁量で時間管理をしている
どうでしょう・・。まだまだ利益がたくさん出てるとは言えないですが・・(大汗)
でもね・・・。
不安はつきないです。
本の最後の方にチラッと書かれていましたが、やはり、
「健康面」
自分が健康を損ねると、一気に事業形態が崩れてしまう・・。
そんなリスクが大いにはらんでいます。
だから、「会社は一人で経営しなさい」
そんな提言に心から賛同はできないというのが正直なところ。
他にもリスクは数えきれないほどあるのが現状です。
そのリスクを一つ一つ軽減していくのが、今の当社の課題かと思います。
改めて、その課題を考えさせてもらう良い機会を与えてくれた本でした。
ちょっと話が横道にそれますが・・。
この時期、会社勤めの方の人事異動の話が耳に入ってきます。
もちろん、新たな仕事であったり、新たな人との出会いが待ってるのも
事実ですが、やっぱり異動に対して払う代償も多いのではと感じます。
やっぱり、「自分の人生を自分でコントロールできる生き方」
って超理想だなあ~って思います。
まだまだ日々目の前のことで精いっぱいですが、遠い未来を描いてみる必要もあるのかな~なんて感じました。