お店を続ける覚悟
[ 投稿日時 ] 2018/2/19 14:19
[ カテゴリ ] ジュエリーリフォームのこと
色々と気づきが重なり・・。
自分、そしてお店の決意としてブログに記しておこうと
思います。
こんな出来事1)
リフォームや修理のご相談にこられる方の多くが、以前にご購入されたお店のロゴの入ったケースに入れてもってこられます。
でも残念ながら、ほとんどのケースのお店がいまやなくなってしまっている・・という寂しい現状。。
どこにお願いしたらいいかわからなくて・・・。
そんなお声をよくお聞きします。
こんな出来事2)
以前にもブログに書いたことありましたが、このお店をする以前は、
宝石の卸販売の仕事をしてました。
そのときにお世話になった得意先の多くがいまや倒産・廃業という
形でなくなってしまってます。
ジュエリーの市場はバブル期の1/3というので、なかなか厳しい状況が
そこに伺われます。
そのまま卸の仕事をしてたらどうなっただろう・・と考えると
ぞっとするのですが、寂しい限りです。
こんな出来事3)
お客さまから、
「ここのサイトがお宅より安いから、見てください」
と教えられて覘いてみると・・・。
2月で閉店します・・
と書かれてます。。
同業者から見て、
「え~っ!!」
って思う価格設定になってるので、それが原因になったのでしょうか・・。
真意はわからないのですが、アフターフォローを受けるお店がなくなって困っているお客さまもおられるのでは・・と。
こんな出来事を経て、思ったこと。
改めて、
「お店を長く・永続的に続けることの大切さ」
の必要性を感じました。
宝石を譲り受け、そしてその思いを大切にし、新たなデザインを作り上げる。そして、また次世代へ受け継がれるお手伝いをさせていただく。
そのような商売をさせていただいてる以上、
やっぱり長く・永続的に「箕面のちいさな宝石屋」を続けていく覚悟を
持たないといけないと強く感じています。
「越野宝商」という父が興した、宝石の卸販売の会社。
そして自身が興した「株式会社ワイスタイル」という会社が事業を受け継ぎ、そして今の「箕面のちいさな宝石屋」というお店に至ります。
全てあわせても50年。まだまだ歴史は浅いのかなと感じます。
よく、
ブランド=信頼と評されますが、
お店の歴史がブランドを築き上げるのではないかと思います。
歴史は早送りできません。
そして、毎日の積み重ねでしか歴史は作れません。
大げさですが、
ご利用いただいたお客さまに、唯一無二のお店であると思っていただき、
記憶に残るお店であり続けれるようにこれからも努力を積み重ねていきたいと思います!!
最後までお読みいただきありがとうございます!!
この看板はレトロでお気に入り。
ずっと棚の上に飾ってます。