海外の宝石鑑定機関
[ 投稿日時 ] 2016/12/1 15:16
[ カテゴリ ] 店長の独り言
今日から12月のスタート。
12月は「師走」とも呼ばれます。
この「師走」という名前を聞いただけでも、慌ただしい気持ちになりますね。
あっという間に過ぎ去るこの12月。
お店にとっても大切な12月。
1日1日、目の前のことをに集中して丁寧に
取り組んでいきたいと思います。
今日、お昼に突然、飛び込みのお客さまが・・。
(95%ぐらいは事前にお電話やメールをいただきますが、
たまに飛び込みの方もおられます)
ご夫妻でご来店。
ご主人がかなり昔にベルギーはアントワープで購入されたという
ダイヤモンドのルース。
ベルギーのアントワープと言えば!
ダイヤモンドの研磨産業が発達した、
世界でも有数のダイヤモンドの集積地。
ちょっとルーペで拝見させていただくと・・。
むちゃくちゃキレイです!!
念のため、
「鑑定書とかはありましたか?」
と尋ねると、お持ちでした。
なんと!そこに表記されてるグレードは
Dカラー、そしてIF(インターナリーフローレス)
つまりはダイヤモンドの中でもかなり優れた品質を持ったもの。
やっぱりなあ~。
でも、大変お恥ずかしいことに、
日本の鑑定機関の格付けはわかってますが、海外の鑑定機関のことまでは
勉強不足・・。
この拝見した鑑定書の機関の名前もよく存じ上げていませんでした。
実は、ダイヤのグレーディングは鑑定機関によって変わってくるんですね。
「どこの鑑定がつきますか?」
という鑑定機関を尋ねる質問は我々宝石業界の中では、
結構大切なことなんですね。
これも勉強。
ペンダントにリフォームしたいということで、
商談は成立したのですが、
お客様にお願いして鑑定書もお預かりさせていただきました。
お帰りになられた後、早速にインターネットを使って
鑑定機関を調べてみました。
すると・・・。
世界的に権威のある機関でした・・。
ほんとにお恥ずかしい限り。。。
でも何事も100%知っていたら苦労はしません。。
わからないことは調べる。
そして自分の知識に変えていく。
その積み重ねが大切だって思ってます。
そういう姿勢でお客様からの相談案件から
成長させていただいてます。
これからも色々と吸収していきたいですね。