売る前のお世辞より、売った後の奉仕

[ 投稿日時 ] 2016/10/5 09:05
[ カテゴリ ] 店長の独り言

仕事の役に立てばと思い、
数本のメルマガ(メールマガジン)を購読しています。

その中で、心に刺さった言葉。

というか妙に納得した言葉。

「売る前のお世辞より、売った後の奉仕。
これこそ永遠の客をつくる」

これ、近江商人の言葉だそうです。

吹けば吹き飛ぶような小さなお店。
喉から手が出るほど、利益はほしいです。

これ本音です。

でも、お店をはじめて、もうすぐ5年。
自分の心構え、そして接客姿勢も客観的に見ると、
とても変わってきてるのを感じます。

開店当時は、やっぱり売上(利益)無くしては、
お店が成り立たない・・。

お世辞が上手ではないですが、何とか商談を成立させよう、
成立させようという気持ちは強かったと思います。

もちろん、今も「売上(利益)」が欲しいという気持ちには
一分の狂いもないのですが、

今は、本当にお客様にとって最も良い選択は何か?

を真摯に考え、そしてお伝えすることを意識できるようになりました。

でも、不思議とそんな姿勢に自分が変わることで
結果的にお客様に喜んでいただき、売上も伸びてきてるような気がします。

「売った後の奉仕」

これについても同感で、特に宝石なんかは「サイズ直し」であったり
「磨き」であったり日々のメンテナンスが重要です。

販売させていただいたのちの「アフターフォロー」が大切なことは
いうまでもありません。

実際、多くのアフターフォローを無償提供させていただいてます。

もちろんぶっちゃけた話。そのアフターフォローのサービスの多くは
は職人への支払いが発生します。

目先で考えれば「赤字」です。

でも、長~いスパンで考えれば、お客様に喜んでいただき、
また違った形でご縁をいただくことも多いんですよね。

目先の「赤字」なんて、たいしたものじゃないんです。



「売る前のお世辞より、売った後の奉仕。
これこそ永遠の客をつくる」

とても重く、自分の商売感を実に上手に表現してくれた
近江商人の言葉です。

ちょっと朝から熱く語ってしまいましたね。




またホームページの事例集でもアップしますが、
ステキなオーダーメイドの指輪を作らせていただきました。

ご依頼いただいたお客様も、
このブログをご覧いただいているそうです。

「店長さん、おいしそうな焼き肉食べておられましたね(笑)」

そ、そ、そこですか!!!笑


でも、そういった等身大、そして自然体の自分を
知って頂いた上で、こうやってお仕事をいただけることを
とてもうれしく思います。





 

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お客さまとの出会い、ジュエリーとの出会い、仲間との出会い。日々の心温まる出来事を自然体で綴る店長、越野泰明のブログです。

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