ダイヤモンドのすり替え事件
[ 投稿日時 ] 2020/1/24 15:31
[ カテゴリ ] 日々徒然
はじめてご来店いただいたお客さま。
加工品・修理品などをお預かりさせていただきました。
「どこでこちらのことを知ってもらったんですか?」って聞くのはいつもの流れですが、
ふと、お客様が、
「実は、前に他のお店でダイヤモンドのリフォームをお願いしたことがありまして・・。ただ出来上がり前後のダイヤモンドが違うような気がするんです・・」
そんなこともあって不信感が芽生え、違うお店を探して当店に辿り着いたと・・。
悶々とした気分にさせられます。
一般的に多くのお店は石の大きさなどを預かり書に書き留めます。
ただそれだけでは預かり品、と出来上がり品の同一性を示す根拠には不十分です。
真相は当事者にしかわかりません。
ただ、多くはリフォームしたらよい意味でダイヤモンドが変わった!!っておっしゃる方が多い中で、
言い方悪いですが、素人であるお客様の目から見ても品質が落ちたとわかる・・。
これは疑わざるを得ないですよね・・。
もし、もしこれが事実だったら、とんでもないことですし、
業界全体への冒涜です。許しがたいですね。
とはいえ、ちいさなお店のオーナーである僕が業界を動かすだけの
知恵もなければ技術的な提案もありません。
できることは目の前のお客様にきちんと誠意をもって対応するのみ。
明らかにダイヤの品質が変わってたけども、依頼先には言えなかったそうです・・。
この話は自分のお店の課題とも受け止めて、より安心してお客様にお任せいただける方法・サービスを追求していきたいと思います。
一方、こういう業界だからこそ、「信頼」の数を積み重ねていくことで、ちいさなお店でもやっていけるチャンスがあるとも言えるのかもしれないですね。