常勝集団のプリンシプル
[ 投稿日時 ] 2018/4/20 09:18
[ カテゴリ ] 読書
新聞広告を見て、即購入しました。
常勝集団のプリンシプル
岩出雅之(帝京大学ラグビー部監督) 著
大学ラグビーで9連覇。
これって想像を絶することだと思います。
早稲田・慶応・明治・大東文化・関東学院。
覇権を争ってた戦国リーグが、いつしか、帝京の独壇場になってしまってる学生ラグビー。
社会人ならまだしも、毎年卒業生が出て、メンバーが入れ替わる学生スポーツにおいて脅威としか言わざるを得ない記録です。
そんな前人未到の記録を続ける、帝京大学ラグビー監督の勝ち続ける秘訣が書かれた本です。
心理的なアプローチで考える選手のモチベーションの上げ方、
そして、その土台となる組織文化をいかに作っていくか?
スポーツの世界のみならず、ビジネスの世界でもリーダーと言われる方には
ぜひぜひ読んでいただきたい一冊です。
学生チームと社会人チーム、そしてラグビーとアメフトでは大きく背景は違うけれど、僕自身がたくさんの気づきをもらいました。
選手が自主的に考え、そしてアメフトを最大限楽しむこと。
僕が常に考えていることの方向性は間違ってないのかな。
そんなことを再確認することができました。
最後に印象的な箇所を、
「帝京大学ラグビー部の一番のファンは?」
と質問を受けた時、
「ラグビー部の選手です」
そう答えれる組織にしていきたいと。
やっぱり自分のチームを好きになることが、チームが成長する最大の原動力になるんでしょうね。