広告って奥深い

[ 投稿日時 ] 2016/12/3 12:11
[ カテゴリ ] 店長の独り言

今日のブログは、どちらかと言えば、
お仕事をされてる方向けの記事です。

つまりは、「広告は超奥が深い!!」
ってお話です。

先月3週にわたってお店のチラシをポスティング会社さんにお願いして
配布いたしました。

(表面)

(裏面)

実は、我ながらというか、
チームを組んで頭にめいっぱい汗をかいて作ったチラシ。

結構、期待を寄せてたんです。

ですが、現時点での反響は目標数値に及ばず・・・。

「うーん・・」
とちょっと現実に背を向けたくもなるのですが・・。

この結果も貴重な機会と捉えて、色々と検証をしています。

・ 配布の時期やタイミングはどうだったか?

・ 配布エリアは適切だったか?

・ チラシの内容は?ターゲット、キャッチコピー、レイアウトは
 どうだったか?

・ 配布手段はポスティングで良かったのか?

ちょっとしたことで、広告の反響は変わると聞きます。
いろんな要素が複雑に絡み合う広告。

何とかそれらの可能性を模索し続けていきたいなと。

さて、「目標数値に及ばず」と前述しましたが、
成果としての数値については事実なのですが、

果たして、それだけで今回の広告は失敗と断言できるのか?

こんな反応がありました。

嫁さんがお友達に声をかけられたそうです
「ご主人のお店のチラシが入ったのを見たよ!」

特にこのお友達に当店を利用するニーズはないのかもしれません、
でも少なくとも、「箕面のちいさな宝石屋」というお店があって、
友達のご主人が経営をしている。

そんな認知は上塗りされたわけですよね。

また、以前にもチラシを配布したことがあったのですが、
配布後、半年ほどしてから持参してこられるお客さまがおられました。

「ずっと気になってて・・」

チラシを大切に保管・・。でも忘れてしまったときに、別の媒体(地域誌広告)で見かけて思い出したそうです。

チラシ単体ではない、他の媒体とのミックスした効果。

そういう可能性が今後あるかもしれません。

ちょっとまとめてみると、広告にはこんな3つの目的があるのかな・・と。
(専門家ではないのでザッとみてくださいね)

① 来店・問い合わせへの動機づけ(一番望むもの)

② 認知度を高める
 「へ~、箕面にこんなお店があるんだ!」

③ 潜在意識への浸透
 先に挙げた嫁さんの友人の話であったり、他の広告との複合効果だったり

こういう目的(可能性)があるのかな・・と。

じゃあ、数値として結果が出なくても、広告をし続けてもいいのか?

さすがにうちのお店のような超零細店舗にそんな余裕は
どこを探しても見つかりません・・・(大汗)

じゃあ、どうすんねん・・・。

自分が導き出した答えとしては、

事業年度ごとにきっちりと広告予算の計画を立てる。

一つ一つの広告の精度にフォーカスしつつも、
年度という大きな目線で予算を設定する。

これだけの広告費を使って、年間でこれだけの売上が
あがった。

俯瞰的に見て、広告費と売上のバランスを調整していく。
そんな視野が必要かなって考えてます。

もしかしたら単年度ではなくて、年度をまたぐ広告戦略ってのも
必要かもしれませんね。


あ~むっちゃ難しい話になってきましたね(笑)

でも、こうやって書いていくと、なんとなくおぼろげながらに
今後の方向性が定まってくるような気がします。

お店の広告戦略という大きなパズル。

一つ一つのパーツを丁寧に組み合わせながら、
完成形に少しづつ近づけていきたいな。

広告って本当に奥が深いです。
これからも追求していこうと思います。

お店のことを知ってもらうことも大切ですが、
来てもらった方に期待以上の満足を与えることも大切。

この両輪のバランスを取りながらお店の運営を進めていこうと
思います。



 

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お客さまとの出会い、ジュエリーとの出会い、仲間との出会い。日々の心温まる出来事を自然体で綴る店長、越野泰明のブログです。

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