ながい坂(上)(下)山本周五郎 著
[ 投稿日時 ] 2019/12/17 11:38
[ カテゴリ ] 読書
お世話になってる方の愛読書であるこちらの本を読みました。
ながい坂(上)(下) 山本周五郎 著
歴史小説を僕が読むとき
傾向としてあるのは、登場人物の相関性がわからなかったり、
ストーリーが掴めなかったり・・。
多少のストレスを感じながら、読み進めていくと、点と点が線となって
いきストーリーの概略が見えてくる。
そんなことが多いです。
ただ、この本に関していうと、清々しい気持ちにさせていただいたものの
正直、内容の半分も理解していないのではないか・・。
そんな思いを感じてます。
再読すればするほど理解も深まっていき、さらに感情を揺さぶられるような本であるように思います。
この著書では、とある出来事が一人の人間の人生を変える様子が描かれています。
自分の今までの人生を振り返ってみると、そんなターニングポイントとなる出来事はあったかな~
あえて言うならば、
・ 高校に入って「アメリカンフットボール」と出会ったこと
・ 父親の会社が得意先の倒産の憂き目にあったこと
細かくあげればキリがないですが、やっぱり人生の方向性を変えるという点ではこの2つでしょうか・・。
この本のタイトルである「ながい坂」
僕の今までの人生を振り返ってみると、そんなに坂を登ってきたような感じはしませんが、少し寄り道をしながらも、ゆっくりゆっくりと歩んできた気がします。
これからも着実に一歩ずつです。