お店とお客さまの相性
[ 投稿日時 ] 2020/2/5 15:06
[ カテゴリ ] 日々徒然
ようやく冬らしい寒さになってきましたね。
今年の冬は暖冬すぎです・・。嬉しい気持ちとちょっと寂しい気持ち半々。
さて、今日の商談のこと。
1カラット以上あるダイヤのルース。
ペンダントにリフォームしたいとのご相談でした。
ご来店早々にお客さまが、
「何店かお店を回ったのですがしっくりとこなくて・・」と。
お~、ハードル上がるなあ~って心の中で呟くも普段通りの接客を心がけて。
「仰々しくなく、普段シンプルに使えたらいいな」
そんなお客様の要望をお聞きした上で、何点かデザインをピックアップ、そして一緒に使うチェーンなどをご提案。
価格もご提示させていただくと、
「じゃあ、それでお願いします!!!」
とお客様があっさり・・。
えっ?至って普通の流れ。
僕も意識することなく、普段通りの会話の流れ。
もしよろしければ・・・と前置きをして、
先に回られたお店のことを尋ねてみました。
色々と事情があったようです・・
1件目のお店。
数人の店員さんに囲まれて、
「わ~、立派なダイヤモンド。これならこのデザインどうでしょう」
と豪華なデザインのものばかりを勧められ・・。
店員さんが数名で盛り上がって、シンプルなデザインを希望なことを
取り合ってもらえなかったと・・。
2件目のお店。
こちらのお店では反対に、
「どんなシーンで身に着けられますか?買い物時ですか?」
などと利用シーンばかり尋ねられたと・・。
お客様曰く、もう少しプロ・専門家としての立場としてアドバイス・意見を聞きたかったと・・。
結果として当店にご依頼いただくわけですが、
これってどちらのお店の接客が悪いわけではない思います。
一言で片づけるのはどうかと思いますが、
やっぱり「お店とお客さまの相性」ってあるように思えます。
これ、決してうちがスゴイ!って言ってるわけではありません(汗)
反対のパターンもあるんです。
うちに来られたお客さま。
接客させていただき「検討します!!」とお帰りになり、後日他店様のホームページの事例を見ると、そのお客様のことが掲載されていた。
過去に何度かありました。
正直凹むこともありましたが、やっぱり人と人が商売するのですから、
そういうこともあって当然ですよね。
相性が良く縁あってご依頼いただけるお客さまを大切にしていきたいと思います。
そして、自分らしさを大切にして日々自然体で仕事ができたら最高ですね。