八月十五日に吹く風 松岡圭祐 著
[ 投稿日時 ] 2017/10/25 09:42
[ カテゴリ ] 読書
久々の読書レビュー。
いくつか読了した本があったので思い出しながら・・
八月十五日に吹く風
松岡 圭祐 著
太平洋戦争の終盤。
神風特攻隊・玉砕などの言葉に表されるように自身を顧みずに
国に捧げる日本人の精神。
そして命をも顧みない日本人という偏見をかえ、
「人命第一」を唱えた軍人たちによる
キスカ島からの勇気ある撤退を描いた本。
単に戦争は良くない、平和であるべきだ。
そう感想を論じるのは簡単だけど、このドラマには色々な人間模様が
あってどこか爽やかな風を与えてくれる良書だったと思う。