「読書」の投稿一覧

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ちいさいノート活用術 高橋拓也

[ 2020/2/29 15:18 ]



時間をもっと大切にするための
「小さいノート活用術」  高橋 拓也 著

アウトプットの重要性を感じて、
今まで何度もノートやメモを用意しては挫折を繰り返してきました(汗)

やっぱり、字が汚かったり、
内容も含めて綺麗に書かないといけない・・・。
そんな脅迫間がどこかであったのかもしれません・・

たまたま東急ハンズに行く用事があり、ふと目につくところに
この本が置いてありました。

なんか、これならできるかもって思わせてくれました。

実際、この本を読むと、もっと楽な気持ちでのメモ・ノートができるかな・・そう思わせてくれる一冊でした。

この著者が監修されている「DIALOG notebook」も気になりますが、
色々とメモやノートを試してみて、自分が使いやすいものが見つかればいいなあ~って思います。

本の構成がとても見やすいので、またデスクの近くに置いといて
見返してみようと思います。

野村メモ  野村克也 著

[ 2020/2/22 15:34 ]

久々の読書レビュー。
というのは、今、司馬遼太郎の歴史小説の長編を読んでいて・・・。

ただ、野村克也さんの急逝に伴い、今読んでる本を中断。
追悼の意を込めて、野村監督の本を読んでみよう!

そう思い立ってAmazonから選んだのがこの本



著著がたくさんある中で選んだのがこの「野村メモ」

実は、過去に「アウトプット」の重要性を知り、
メモに関する本を色々と読み漁りました。

でも、なかなか長続きしないんですよね・・・・
インターネットのクラウドメモなどを使って、日々思いついたことを書いたりはしてるのですが、どうもメモ習慣というのは続かなくて・・。

ただ、どっか心の底で、実際に手書きで書くメモの方が書いたことが意識に定着するんだろうな~って思いはありました。

この野村監督の本を読むことで、またメモを始めるキッカケになればいいな!そう思ってこの本を選びました。

内容は◎です。
あの野村監督のボヤキ口調を連想しながら読み進めることができました(笑)

「勝ちに不思議の価値あり、負けに不思議の負けなし」

「失敗と書いて、せいちょうと呼ぶ」

この本には書いてませんが、
「まーくん、神の子、不思議な子」

など色々な野村語録が誕生しました。

そんな言葉も全てメモに自分の想いを綴ることから生み出された言葉なんだと思います。

メモは自らを内省する機会を与えてくれるように思います。

気づいたことをメモし、そこから思考を広げていく。

そんなメモ術をもう一回試してみようかなって思わせてくれました。

最後に余談ですが、
僕が少年野球をやってたころ、6年生になって監督からキャッチャーへのコンバートを命じられました。

ホントに嫌で嫌で。。やめようとまでは思わないにせよ、とても憂鬱でした。

でも今となって、もし今野球をするならば、
僕はキャッチャーに手を挙げると思います。

それは野村監督の著著などを読むことで野球の奥深さを知り、その奥深さを知ることのできる一番のポジションはキャッチャーだと思うから。


野村監督のあのボヤキが聞けないの残念ですね・・
ご冥福を心からお祈りいたします。

リーダシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力

[ 2020/1/23 16:12 ]

年初に立てた目標、
「月に5冊の本を読む」

とりあえずは1月はクリアできそうです。



リーダシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力

ご存じラグビー元日本代表HC エディージョーンズに請われて、日本代表のメンタルコーチを務めた荒木香織さんの著書。

リーダシップはスキルであり、磨くことができる。
心構えであったり、テクニック的なことが書かれています。

そういや、海外駐在している友人がこんなことを言ってたのを
思い出しました。

「アメリカでは子供の教育においてもリーダーシップを重要視する」と。

みんなの前で発言することであったり、周りのメンバーの能力を引き出すことであったり。といった教育がされているようです。

今の日本の教育にはまだまだそういった面はないように思えますね。

僕の考えるリーダーシップはこの本にも書かれていますが、
フォロワー(部下)が内発的、自発的にモチベーションが上がることを引き出せる能力ではないかなと思ってます。

やっぱり「トップダウン」ではなくて「ボトムアップ」

フォロワー自ら考え、行動することこそが、もっともその本人の成果に繋がるのではないかなと考えます。

そしてそのサポートをできるのがリーダーの資質ではないかと思います。

僕はひとり会社の社長ですので、あまりリーダーシップというものを発揮する機会はないのですが、色々なヒントがあったので今後の生活に活かしていきたいと思います。


 

投資家みたいに生きろ 藤野英人 著

[ 2020/1/14 16:38 ]



「投資」そして著者は投信のファンドマネージャー。

お金のことが書いてあるのかな?なんて思いましたが、
自分の市場を価値を高めるという「投資」と言った意味合いのことが
多く描かれてました。

いかにして「自分の市場価値を高めるか?」

「目には見えない資産」をどのようにして築き上げていくかについての指南書とも言えると思います。

特に印象深かったのは、
これからの時代は、自分が見たり聞いたりした原体験、一次体験こそに価値が生まれるという考え方。

確かに、これだけ情報化社会で色々な情報が氾濫していると、何が良いのか悪いのかの判断が難しくなってくる思います。

「信頼」という無形の資産を築き上げ、そして自分の「価値」を高める。

そのために、日々の行動について、
「これは将来への投資なのか?それとも浪費なのか?」

そんなことを考える習慣をつけることを促しています。

自己啓発本としてはなかなかの良書だと思います。


 

どんな男になるねん  鳥内秀晃 著

[ 2020/1/7 10:05 ]



社会人を倒して、有終の美を飾る。
そんなストーリーを期待していたのですが・・・。

やはり社会人の壁は高いですね・・・。

皆さんご存じ、学生アメリカンフットボール界の雄。
関西学院ファイターズを率いた鳥内監督の著書。

「どんな男になるねん」

1/3の日本選手権「ライスボウル」をもって勇退された鳥内監督。

先日、「高校ラグビーは頭脳が9割」という本を読みました。
その本に登場してくる高校ラグビーの指導者に共通するのは、人格形成を最優先にした指導をしていることでした。

鳥内監督に至っても、まったく同様にフットボールを通じた人間教育を軸にした指導をされてきたことがこの本に余すところなく描かれています。

印象的なのが毎年4年生を対象に個人面談を行い、本のタイトルにもある
「どんな男になるねん?」と問いかける。

「ファイターズの4年生」

経験したことのある人にしかわからないであろう世界がそこにはあるんだと思います。

「少し怖いオッサン」
そんな強面なイメージの鳥内監督。

僕はファイターズのOBの方と多くと親交があるのですが、鳥内監督の話になると、まず出てくるのが予想を裏切らず「怖い」という声が・・・

一方、なぜか多くのOBが独特の語り口の鳥内監督のモノマネをしてみせる(笑)そのモノマネの仕方がみんな一緒です。

また学生時代は怖くても、社会人になれば「いいオッサン」としてお付き合いが続くそうです。

そんなところに鳥内監督の温かさがわかるような気がします。

この著書の最後の章では、以前に合宿中に亡くなった平郡雷太君のことが書かれてます。

懺悔の念。そしてご家族への配慮。

きっとこのような自叙伝を出版にするにあたっても、平郡君を亡くしたことへの後悔が色濃く残り、そのことに触れずして本が美化されてしまうことを危惧されたのではないかな・と思います。

今でも毎月、平郡君の自宅を訪れては線香をあげてお詣りをされるそうです。

胸に来るものがあり、鳥内監督自身の人間性を感じるエピソードですね。

鳥内監督。これからどうされるんでしょうか?
まだまだフットボール界に欠かせない存在であるように思います。

長きにわたる監督生活お疲れ様でした。
きっと「鳥内イズム」はこれからもファイターズに伝承されると思います。

アメフト関係者、スポーツの指導者のみならず、
多くの方に読んでもらいたい一冊です。





 
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