FACTFULNESS(ファクトフルネス)
[ 2020/6/26 15:57 ]
ずっと気になっていたんです、この本。
本屋に行けばどのお店でも平積みされてるし、新聞広告でもいつも取り上げらているこの本。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) ハンス・ロスリング 著
気にはなるものの、洋書ということもあってちょっと難しいのかな・・
なんて勝手に思い込んでいて、なぜか購入を後回しにしてました。
読んでみると意外とスムーズに読むことができて、さすがベストセラーになるだけの内容だなって感じました。
ごく簡単に言えば、この本で書かれているのは
「人の思い込み」がもたらす弊害について、
そしてその「思い込み」をいかにして取り除いていくか?
そのようなことが書かれています。
読み進めていく中で、自分にあてはまる「思い込み」もたくさんありました。
焦って決断をせずに、ちょっと立ち止まっていろいろな角度で物事を見る必要があるなあ~ってほんとに感じました。
ただ、この本を読んだところですぐに実践できるとは思えない・・。
少しづつ、日々の習慣に取り入れていきたいと思います。
この本は、世界の情勢から今後の世界が抱えるリスクなんかについても書かれています。
驚いたのは、世界大戦、そして地球温暖化、金融危機などいろんなグローバルなリスクについて書かれてますが、
最初に書かれているのが「感染症の世界的なリスク」と・・。
この著者は医者でもあり、いろいろな後進国の健康改善に関する活動を続けてきた方でもあってさすがに先見の眼があるな・・って思いました。
今、コロナウィルス対策においても色々な報道がなされています。
答えが見えない未曾有の危機だからこそ、いろいろな情報に対しても、ちょっと立ち止まっていろいろな角度から考えてみる。
この本で書かれてる内容をさっそく試してみるような機会が目の前にある。
そう思ったりもしています。