「読書」の投稿一覧

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ビタミン F  重松 清 著

[ 2021/1/26 10:41 ]

前回の「その日の前に」がとても感動したので、
 
同じ著者の代表作を選んで読みました。

 
 
ビタミン F
 
重松 清 著
 
 
7つの短編集から成り立った本です。
 
そのそれぞれに共通通するのが、主人公が自分と同じような40代前後の中年?
 
それぞれ特に劇的なクライマックスがあったりするわけではないのですが、
生活感あふれる内容で、自分が同じような経験をすることも十分あり得るな・・。
 
そう自分に身を重ねながら読み進めることができました。
 
 
感動した!!そういう心を揺さぶるような内容ではないですが、
 
なぜか読後感がすっきりとして、
「明日から、いや今日からがんばろう!!」って思わせてくれる本です。
 
ビタミンってタイトルがつくのは元気を与える本ってことなのかな?
 

その日の前に  重松 清

[ 2021/1/21 15:42 ]

読書習慣、順調です!!

今回は今年5冊目にして、暫定ナンバー1ともいえる感動作をご紹介させていただきます。



その日の前に  重松 清 著

 
家族の余命を知らされた経験を持つ人はどれぐらいいるのだろうか?
 
ふと、そんなことを考えました。
 
この本を読みながら、当時のことがリアルに思い出されてくる。
 
今でも、ほんのたまに、
 
「なんでお母さんは死んだんやろか・・」
 
「もし生きてたらどうしてるんやろか・・」
 
って思うことがあります。
 
中でも一番、思い出されること。
 
当時、自分は大学2回生。
 
母が体調を崩し、病院に通ってたことは知っていました。
そして父から聞かされた母の余命宣告。病気はガン。
 
父から聞いた時、自分がどのようにふるまったかは思い出せない。
 
でも、本人に告知をしていなかったので、気丈に振る舞いながら
母に接していたことは今でも覚えています。
 
でも、どうしても涙が止まらない時がありました。
 
ちょうど亡くなる1か月ほど前かな?
 
一時帰宅してた母。
 
大学生活=アメリカンフットボールだった僕が、
母に気を配るわけではなく、リビングで普通にアメフトのビデオを観てたときのこと。
 
確か、観ていたのは関学vs立命館のリーグ戦の試合の録画。
試合終盤までもつれたとても良い試合でした。
 
そのとき、嗚咽とは言わずとも、シクシクと泣く声ような声が背中から聞こえてきました。
 
振り返ってみると、母が涙をこらえるように
「また、アメフトの試合見にいきたかった・・」
 
恐らく自分の寿命が少ないことを悟っていたんでしょうね。。
 
その時だけは何も答えることができず、そして気丈にふるまうこともできず、ただその時が過ぎるのを待って一人で涙を流しました。
 
 
この小説は、余命宣告を受けた本人、そして家族を描いたもの。
 
過去の自分を重ね合わせながら読みました。
 
上記の回想はほんの一場面。いろんな思い出がよみがえりました。
 
 
そして、妻を亡くした父親の苦労に改めて思いをめぐらせました。
 
今、自分が同じ「父親」という立場になり、余計にその苦労が身に染みて
わかる気がします。
 
でも父親は至って明るく振る舞い、僕と姉と3人の生活を支えてくれました。

きっと僕ら姉弟には言えないような心の葛藤があったはず。
 
高齢になった父親はまだまだ元気です。
そして、姉と僕はそれぞれ家族を持ち、父は5人の孫に囲まれています。
 
天国のお母さんはどんな風に見守ってくれてるのだろうか?
 
本来ならおばあちゃんになってる歳ですが、僕にとっては普通の中年のおばちゃんの笑顔のままです(笑)
 
きっとそのままの穏やかな笑顔で見てくれてると思います。
 
お母さんが生きたくても、生きれなかった今日という日を日々大切に過ごしていきたいですね。
 

危機でも大丈夫「ちいさな会社」の作り方・変わり方  山本 憲明 著

[ 2021/1/19 12:10 ]

この著者の前著2作がとても参考になったので、
今回のこの本も思わず手に取ってしまいました。



危機でも大丈夫「ちいさな会社」の作り方・変わり方 山本 憲明 著

 
 
自分で、自分のお店のことを、
「風が吹けば、すぐにでも吹き飛ぶような会社(お店)」
と称することがあります。
 
なんと、この本では、その
「風が吹けば、すぐにでも吹き飛ぶような」と同じ例えを出して、
 
ちいさな会社こそが、ビジネスの世界で生き抜いていくための理想の形態であると書かれてます。
 
改めて、むっちゃ勇気もらいました!!
 
でも、まじめな話。
 
このコロナ禍において、なんとか自分のお店がやっていけてるのは
固定費を抑えた、「ちいさな会社(店)」であるからこそ。
 
と心から感じています。
 
 
この本の内容で印象的だったのは
 
「人生の充実なくして、経営の充実はない」という言葉。
 
どんな人生を送りたいのか?を起点にし、逆算して、
今のビジネスの売り上げ計画・事業計画を作っていく。
 
 
正直、今はコロナのせいもあって人生の充実が少し停滞してる感もありますが、今はゆっくりゆっくりとちいさな歩幅で進んでいく時期なのかな。
 
そう考え、歩みを止めることなく、地道に日々を過ごしていきたいなって思います。
 
今のコロナ禍におけるビジネスの在り方としてぜひご覧いただきたい一冊です。
 

ゼロ秒思考  赤羽 雄二 著

[ 2021/1/15 10:00 ]

2021はアウトプット習慣を身に付ける
 
そんな目標を立てたので何かその習慣を後押してしてくれる本はないかな?
 
とふと思い出したのがこの本。

 
 


ゼロ秒思考   赤羽 雄二 著
 
実は数年前にすでに既読した本。
 
こういう時は電子書籍は助かりますね。過去の本の検索性という意味では
電子書籍は力を発揮します。
 
内容についてはすっかり忘れてしまっており(汗)
新しい本を読むのと同じ感覚でした。
 
でも、本って自分の置かれた状況、時が経てば、また感じ取る内容が違ってくるのでそれはそれで面白いなって思います。
 
この本で学べるのは、
 
・ 思考を深めること
 
・ 思考を広げること
 
それらを紙にアウトプットしていくことで、脳内がすっきりとする。
 
そんなツールの使い方が紹介されています。
 
ツールっていってもA4用紙と筆記用具があれば誰でも今すぐにできる方法です。
 
なかなかこういうツールって学んでも使いきれずに、いつの間にか忘れてしまう・・ってことが多いんですよね。
 
どうやったら習慣化できるか?
 
まずは初動を大切に、デスクワークが多いので、A4用紙をすぐに手に取れるところに置いておき、より積極的にメモを取っていく。
 
まずは1週間ぐらいを目標にして、そこから習慣化できるように頑張っていきたい。
 
以前、マインドマップという思考を広げるツールがありましたが、比較的近いツールに思います。

書斎の鍵  喜多川 泰 著

[ 2021/1/13 11:34 ]

大学のアメフトの親愛なる後輩が
年間100冊の本を読むことにチャレンジをする!
 
とTwitterで大胆発言を。
 
そして自分も彼から刺激をもらって、
「1年で60冊の読書をする」という読書習慣の目標を設定しました。
 
早速、彼が紹介してくれたのがこの本。


 


書斎の鍵    喜多川 泰 著
 
彼自身がこの本をきっかけに目標を掲げたのもうなずける内容。
そして、自分の読書のモチベーションをあげるには十分すぎる内容でした。
 
せっかくなので、自分と読書のかかわりの原点を振り返ってみようかなと。
 
この本の主人公と同じで、幼少期から高校・大学に至るまでほとんど
読書ってものを避けてきたように思います。
 
よく両親から
「本は読んでいた方がいいよ!」って再三言われていたことが今でも思い出されます。
 
でも、「わかった、わかった」って軽く流して、結局は遊びやスポーツ中心の生活を送ってました。
 
読書を始めたキッカケは、やはりサラリーマンをやめて、
家業の手伝いを始めたころでしょうか・・。
 
いや、父親の手伝いをしているころはまだまだ読書習慣はなかったと思います。
 
やはり、代替わりして自分が会社を経営しだしたころだと思います。
 
会社の経営状況もしんどく、何かを変えなければ!
そんな危機感が芽生え、何か情報を得ないといけない!!
 
そんなキッカケでビジネス書たる分野の本を漁るように読み始めたのが読書習慣の始まりだと思います。
 
それを起点に、ビジネス書だけでなく、歴史小説・ノンフィクション小説・推理小説・スポーツ系の小説。
幅広く読書をするようになりました。
 
今となってはこのようにブログを書くぐらいですから、人生ってわからないものですね(笑)
 
 
でも今、振り返ってみると、この「書斎の鍵」にも書かれているように、
今まで自分が読んできた本が、ビジネスの面でもプライベートな面でも、色々な場面で今の自分に影響を及ぼしてることがよくわかります。
 
これからも自由気ままに読書習慣を続けて、色々なことを知り、思いを馳せ、そして想像力を豊かにしていきたいなって思います。
 
そんな読書習慣が素敵な未来を彩ることを願って。

自分が選ぶ本ってどうしても偏ってしまうので、こういう知人・友人のバイブル的な本を紹介してもらうってのもいいですね。
 
 
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