「ジュエリーリフォームのこと」の投稿一覧

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ジュエリーリフォームの納期について

[ 2018/9/27 14:58 ]

「息子の結婚式が迫ってまして・・・
リフォーム間に合いますか??」

実は、このような急ぎのご相談。
結構、多いです。

ふと、自分がしたときのことを思い出して、
そして指輪のことを思い出すのかもしれませんね。

そういえば!!

ってやつですね。



パッと脳裏に浮かんだのはこの指輪ではないでしょうか?

お聞きすると、挙式は2週間後。

良かった、何とか間に合いそうと安堵する気持ち。

2週間となると、オーダーメイドのリフォームは難しいですね・・。
既成のデザイン枠を使ったセミオーダーでのリフォームなら何とか。

ただ、デザイン枠によっては常時、在庫がないものもございます。

事前にお客様のダイヤの大きさをお聞きし、在庫があるものを
ピックアップした上で、お客様にご来店してもらい、デザインをお選びいただきました。



デザインも気に入ってもらい、ご予算に収まるものをご用意することができました。

ご自身の指輪と重ねてお使いになるそうです。

素敵な結婚式になったことかと思います。

ご子息さんのご結婚おめでとうございます!!!


リフォームをお急ぎの方がおられたら、ご相談ください。
色々な方法でご提案をさせていただきます。




 

まだ捨てないで!!!

[ 2018/9/26 09:17 ]

当店には色々な動機(キッカケ)を持ったお客様がご来店いただきます。

最近のお客様の事例。

最初はピアスの芯が折れてしまった・・・
と修理のご相談にお見えになったのですが、修理お渡し時に、

「要らなくなったジュエリーがあって、価値のないものだと思うので、
捨ててしまおうと思ってる」と・・。

いえいえ、ちょっと待ってください!!

過去にも同じようにおっしゃったお客様のジュエリーを拝見して、全てが価値のないもではなかったという経験があったので。



実際、お持ちいただくと・・

やっぱり予想通り。。全てが全て、価値のないものではなかったです。

換金性のある地金素材(ゴールドやプラチナ)もありましたし・・。

そして、天然(ホンモノ)のダイヤモンドが入ったジュエリーもありました。ゴミ箱に捨ててしまったら大変です・・。



昔ならではの一文字のダイヤの指輪。まだまだ利用方法あります!



こちらもダイヤモンドの指輪。デザインは古くても、ダイヤモンドを
使って新たなデザインにすることができます。

ここまでご説明するとお客様の顔も変わってきます(笑)

ふと、お孫さんの存在を思い出されたのか、では、そのダイヤモンドを
使ってお孫さんへ贈るプレゼントにできないか?と。

もちろん大丈夫です!!

店頭の色々なデザインをご覧いただいた上で。



まずは、揺れて動くダンシングストーンのペンダントに。
若いお孫さんならきっと喜んでもらえると思います。



そしてダイヤ5石の一文字リングはこちらの今風のスッキリとしたデザインに。

お孫さんのサイズがわからないのが問題でしたが、サイズ測りを貸出させていただき後日ご連絡をいただきました。

もう、ほんとに喜んでいただきました。

更に嬉しいのが、地金素材を引き取ることで、ほとんどご負担がなく、これら2つのジュエリーを作ることができました。

何気に「要らなくなったジュエリーが・・」ということを口にされなかったら、ごみ箱行きだったかも・・・。

そう思うとぞっとしますね。

でも、何より、お孫さんの元でさらに輝きを放つことのできるジュエリー達が幸せですね。

僕自身も、とても心が満たされた事例となりました。
ありがとうございます。

後で聞いた話ですが、僕のブログをご覧いただいたり、実際に会って話をさせていただき、「この人なら安心して任せることができる」

そう思っていただいたそうです。ほんと恐縮です。

ご期待に沿えることができたなら嬉しいばかりです。

未来のお客様を生み出す素敵なジュエリー

[ 2018/3/6 09:41 ]

お客さまに納品させていただいたジュエリーそのものが、
お店の広告塔になってくれることも・・。

「素敵なネックレスね!!どうしたの?」

「昔の使わなくなったジュエリーをリフォームしてもらったの」

そんなお友達同士の会話がきっかけで当店をご紹介いただきました。

リフォームさせていただいたジュエリー達はお店の手元を離れて、
皆さまの元に帰っていきます。

そんなジュエリー達が皆さまのお手元、胸元、耳元で輝くことで、
未来のお客様を生み出してくれる。

そう思うと嬉しい気持ちになりますね♪

より1つ1つのジュエリーを丁寧に大切にお作りさせていただく
モチベーションに繋がります。







 

亡き奥様を偲ぶ形見のジュエリー

[ 2018/2/28 10:56 ]

日々、色々なジュエリーに関するご相談をいただいています。

先日、50歳ぐらいの男性のお客様がご来店。

奥さまが若くして病気で他界されたようです・・。



こちら、奥様との結婚指輪。

これを、ご自身と息子さんの形見のジュエリーにできたらとの
ご相談。

聞くと息子さんはまだ学生さん。

実は、前にもお話したことがあるかもしれませんが、
僕もちょうど自分が20歳のときに母親を病気(ガン)で失くしています。

当時の喪失感が思い出されましたが、奥さまの供養に、そして残されたお二人が前を向いてがんばっていける形見をお作りさせていただければ。

そんな思いで、ご相談に乗らせていただきました。

ご主人のプラチナの指輪。
そして奥様のピンクゴールドの指輪。

を使って、こんなペンダントを作らせていただきました。



左にはご本人、奥さん、そして息子さんの名前を刻印させて
いただきました。
(プライバシー上、画像ではお名前を消しております)

リバーシブルのペンダントで、2つお作りさせていただきました。

天国からずっとお二人のことを見守ってくれていると思います。

このペンダントと共にお母さんは二人の心の中に居続けてくれるでしょうね。

お店を続ける覚悟

[ 2018/2/19 14:19 ]

色々と気づきが重なり・・。

自分、そしてお店の決意としてブログに記しておこうと
思います。

こんな出来事1)

リフォームや修理のご相談にこられる方の多くが、以前にご購入されたお店のロゴの入ったケースに入れてもってこられます。

でも残念ながら、ほとんどのケースのお店がいまやなくなってしまっている・・という寂しい現状。。

どこにお願いしたらいいかわからなくて・・・。
そんなお声をよくお聞きします。

こんな出来事2)

以前にもブログに書いたことありましたが、このお店をする以前は、
宝石の卸販売の仕事をしてました。

そのときにお世話になった得意先の多くがいまや倒産・廃業という
形でなくなってしまってます。

ジュエリーの市場はバブル期の1/3というので、なかなか厳しい状況が
そこに伺われます。

そのまま卸の仕事をしてたらどうなっただろう・・と考えると
ぞっとするのですが、寂しい限りです。

こんな出来事3)

お客さまから、
「ここのサイトがお宅より安いから、見てください」
と教えられて覘いてみると・・・。

2月で閉店します・・
と書かれてます。。

同業者から見て、
「え~っ!!」
って思う価格設定になってるので、それが原因になったのでしょうか・・。

真意はわからないのですが、アフターフォローを受けるお店がなくなって困っているお客さまもおられるのでは・・と。


こんな出来事を経て、思ったこと。

改めて、

「お店を長く・永続的に続けることの大切さ」

の必要性を感じました。

宝石を譲り受け、そしてその思いを大切にし、新たなデザインを作り上げる。そして、また次世代へ受け継がれるお手伝いをさせていただく。

そのような商売をさせていただいてる以上、
やっぱり長く・永続的に「箕面のちいさな宝石屋」を続けていく覚悟を
持たないといけないと強く感じています。

「越野宝商」という父が興した、宝石の卸販売の会社。

そして自身が興した「株式会社ワイスタイル」という会社が事業を受け継ぎ、そして今の「箕面のちいさな宝石屋」というお店に至ります。

全てあわせても50年。まだまだ歴史は浅いのかなと感じます。

よく、
ブランド=信頼と評されますが、
お店の歴史がブランドを築き上げるのではないかと思います。

歴史は早送りできません。
そして、毎日の積み重ねでしか歴史は作れません。

大げさですが、
ご利用いただいたお客さまに、唯一無二のお店であると思っていただき、
記憶に残るお店であり続けれるようにこれからも努力を積み重ねていきたいと思います!!

最後までお読みいただきありがとうございます!!



この看板はレトロでお気に入り。
ずっと棚の上に飾ってます。








 
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