「読書」の投稿一覧

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独走  堂場瞬一 著

[ 2017/1/12 10:48 ]

今年一発目の読書レビューです。



「独走」 堂場瞬一 著

この著者のスポーツフィクションが結構好きで、
手に取ったのがこの新刊。

将来を有望された長距離ランナー。

オリンピックで金メダルをとることが至上命令とされ、
国から全面的なバックアップを受ける中で抱く心の葛藤。

「一体、自分は何のために走っているのか?」

そのランナーを取り巻く、人間模様を描いた小説。

2020年の東京オリンピックへの提言もこの小説には込められているのかな?

綺羅星のごとく光るダイヤモンドの原石をいかに、オリンピックという
夢舞台に向けていかに磨いていくか。

アスリートの立場から、そして国の立場から色々と考えていく
必要があるでしょうね。

面白い本でした。

今年もできるだけジャンル問わず、多くの書物に触れていきたいな
って思います。

またゆるくレビューしていきますので、今年もお付き合いくださいませ。



 

神宮の奇跡 門田隆将 著

[ 2016/12/14 15:10 ]

やっぱりスポーツのノンフィクション系の本は
一気読みしてしまいますね。



「神宮の奇跡」 門田 隆将 著

学習院大学ってどんなイメージをお持ちでしょうか?

今の天皇陛下のご出身大学であり、皇族関係の方が多く
おられるイメージ。

みなさんおそらくこんな感じだと思います。

その学習院大学野球部が昭和33年に東都大学リーグで奇跡の優勝
を果たしているんですね。

その奇跡の物語が綴られてます。

そして、当時のエースの生い立ち、波乱万丈の人生。

そして学習院大学が起こした奇跡、そして時期を同じくして、
日本国民が歓喜したという皇太子殿下(現天皇陛下)の婚約。


本の中盤からはグッとのめりこんでしまい、ドカベンやキャプテンなどの
野球漫画を見てるような感覚に・・。

でもふと読み進めてる最中に、
「あっ、これって実話なんや」
ってふと呼び起され感動が深まりました。

まさしく筋書きのないドラマとはこのことなんでしょうね。

これはおススメの一冊ですよ。


 

君の名は。 新海誠 著

[ 2016/11/30 08:57 ]

基本的に恋愛小説は読まないのですが・・。

ドラマも好んではみません・・。

映画「君の名は。」

あ~、流行ってるねんなあ~。
その程度の認識。。

ふとニュースで、なんと「君の名は。」が
興行収入で邦画歴代3位になったそうです。

ちなみに、
1位は 「千と千尋の神隠し」
2位は 「ハウルの動く城」
いづれも宮崎駿さんの名作ですね。

そうなるとですよ!さすがに知らないわけにもいかないので・・。

映画を見るまとまった時間が取れないということで、
原作を読みました。

小説 君の名は

大流行してる理由を常に考えながら読んでみました。

見知らぬ二人の男女の「心」と「身体」が入れ替わる・・。

あんまり詳細を書くと、これから見ようと思ってる人に
悪いので・・。

男女の心情が行ったり来たりで描かれている、しかも2人ではなくて、
それぞれの「身体」と「心」が入れ替わった時の2人の心情も含まれるので
4人の心情とも言えますか・・

ちょっと最初は読んでるほうにも混乱をきたしそうになるのですが・・

その時点で理解しようと集中するので、どんどん小説の世界に
飲み込まれいく感じです(笑)

読み進めていくと、だんだんとモヤモヤが晴れていくような感じです。

主人公の二人は「都会暮らし」と「田舎暮らし」

その情景がすごいリアルに思い浮かばれるように表現されてるのが、
この小説の一番よいところかなって思いました。

映画だったらどんな風に表現してるんだろう・・って気になるところです。

映画では、何度もみるファンの方もおられるようです。

勝手な憶測ですが、ちょっと二人の心情がややこしく絡み合うので、
最初見た時はちょっとモヤモヤ感が残るのかもしれません。

意外に2回目見た方が感動を覚えたり・・・。

昔、「タイタニック」という大ヒットした映画がありましたよね。

あの映画も、結末を知ったうえで見た2回目の方が、
切なさを覚えたり、登場人物に思わず感情移入して、泣いてしまう。

そんなことを聞いた覚えがあります。

この「君の名は」もそういった効果があるのかもしれませんね。


なかなかファンタジーな小説です。
映画も見てみたいな。


 

「言葉にできる」は武器になる 梅田悟司

[ 2016/11/26 12:01 ]

多くの人のブログであったり、メルマガ。

時にはフェイスブックの投稿などを見て思うことがあります。

「この人、上手に描くなあ~」って。

自分の頭の中で描いてることが、スムーズに言語化されて、
相手に伝えることができるんでしょうね。



「言葉にできる」は武器になる 梅田 悟司 著

この本では「言葉」を如何に駆使するかについて書かれた本です。

日々、当たり前のように言葉を使ってますが、

・ 言葉で考え

・ 言葉で発信し

・ そして言葉で理解する。

普段はあまり意識してなくても、言葉ってとても重要ですよね。

よくあるのは、頭の中では漠然と描いていても、
なかなかうまく整理できずに相手に伝えることができない・・。

そんなことってありませんか?

頭の中で考えるときの言葉を「内なる言葉」と本書には書かれてます。

その「内なる言葉」をどのようにして言語化していくのか?

そんなノウハウが書かれた本です。

ただテクニック的なこともあるのですが、もっとも大切なのは、
自分の「想い」を理解するということ。

その想いなくして、言葉を駆使したとしても相手には伝わらない。

今ある自分の想い(「内なる言葉」)に耳を傾け、そして言語化する。
頭が整理され、相手に想いが伝わるようになる。そして心が豊かになる。

なかなか上手に表現できませんが・・(汗)

それこそ、頭の中のモヤモヤをまだまだ整理できてない証拠ですね。

せっかくなので、この記事も、一度、紙にザーっと書き出してみました。
すると不思議と頭の中が整理されたようで、記事もスムーズにかけた
ような気がします。


せっかくいいヒントをもらったので、これからも自分の想いに
耳を傾けて、言葉にする習慣を身に着けれたらって思います。








 

10-ten-俺たちのキックオフ 堂場瞬一 著

[ 2016/11/21 16:48 ]

スポーツのフィクションものでは有名な著者が描いた
ラグビーを題材にした小説を読みました。



10-ten- 俺たちのキックオフ 堂場瞬一 著

アメフトもそうですがラグビーの小説ってそう多くはないと
思います・・。

多分プレーヤーが多いのと、戦術的な面でかなり専門的、マニアックな
部分が多いのでなかなか描くことが難しいのが理由かと・・。

どうもこの著者はラグビーの経験者だそうです。

だからここまで臨場感があふれる小説を書くことができたんだと思います。

小説の内容は、

とある大学ラグビーの強豪校における、キャプテンと監督の温度差。
そしてチームとOBの軋轢。

大学スポーツであれば、そんな内情をもったチームは少なくはないと思います。

僕も体育会系運動部出身のはしくれ。

「あ~、ありそう、ありそう」
なんて当時のクラブのことを思い出しながら一気読みしました。

そういえば、昨日、

ラグビー日本代表の試合がテレビで放映されてました。

去年のワールドカップの躍進はフロック(たまたま)ではないですね。
惜敗したものの、見応えたっぷりな試合でした。

フィーバーは落ち着いてるようですが、
ラグビー面白いですよ!

アメフトもこれからポストシーズンも佳境に。
そちらも見逃せないですね!

どうでもいいことですが、
「アメリカンフットボール」のことを、

「アメラグ」と言ってみたり、新聞紙面で「アメフット」
と呼ぶのは昔も今も変わらないですね~(笑)


 
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