「読書」の投稿一覧

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そして、バトンは渡された

[ 2022/1/27 12:39 ]



「そして、バトンは渡された」 瀬野 まいこ

本屋大賞に選ばれたり、映画化されて上映されるようなことはチラッとは知っていたものの、何も前調べもなく読み始めました。

むちゃくちゃいい本です!!

色々と家族形態が変わる中で生きていく主人公。

それだけを切り取るととても不幸な感じがしますが、主人公の心の葛藤を描きながらも、穏やかな空気が流れ、とても清々しい思いにさせてくれる内容です。







本を読み終えた後に、上映中の映画のホームページを見てみると、
配役がピッタリ!!!

これは映画も必見ですね!!

 

変な家   雨穴 著

[ 2022/1/17 16:09 ]

僕の読書レパートリーは多くがビジネス書、そしてスポーツ関連の本が多いでしょうか・・。

ただビジネス書は理解を深めようと、少し肩ひじ張って読みがちな傾向があるので、時にはリラックスして読めるような本を選んだりします。

今回は、読んだのはリラックスして読めそうなミステリー小説を。



「変な家」  雨穴 著

このタイトルやカバーのデザインのように、ちょっと変わった切り口で
描いたミステリー小説です。

序盤からなかなか面白くて、どんどん読み進めていけるような内容です。

ただ、終盤はちょっとオカルト的な現実的ではない方向性にいってしまうので、どちらかと言えばノンフィクション(実話)が好きな僕からすると、ちょっと残念かな・・って感じでした。

でも、それこそがミステリー推理小説ですよね。

どんな結末が待っているのか?そんな推理小説ならではの、のめりこみ感を味わいたい方にはおススメの一冊です!!

嫌われた監督   鈴木忠平 著

[ 2021/11/30 11:25 ]



久々の読書レビュー。

嫌われた監督  鈴木忠平 著


今年の日本シリーズは面白かったですね!!
とても見ごたえがあるシリーズでした。

両監督が同じ年。そして、両チーム共に昨年はリーグ最下位のチーム。いろんな共通点があるチーム。

軍配は高津監督率いるヤクルトに。

高津監督の手腕が色々なメディアで取り上げられています。

「絶対、大丈夫」

そんな選手を勇気づける言葉が今年の流行語にも選ばれそうなきがします。

高津監督も、オリックスの中嶋監督も、選手とのコミュニケーションがすごい上手な印象を受ける監督ですが、

この本の主役となる落合監督はどうでしょうか?

恐らく多くの人が、ぶっきらぼうで陰湿なイメージを持っておられるのではないでしょうか?

そんな落合監督のインサイドストーリー。

生半可ではいかない勝負の世界が伝わってきます。

やっぱり、将たるものは、ぶれない軸が必要なんだなってとても思います。

この本を読んで、いつか、どこにチームでもいいので落合監督の采配を見てみたいなあって純粋に思っています。

タイガースのような人気球団を落合監督に率いてもらうのもいいかもしれないですね。

あの夏の正解   早見 和真 著

[ 2021/10/5 16:03 ]

読書の秋です!!今日は心にグッとくる本をご紹介します。



あの夏の正解   早見 和真  著

 
2020年の夏。
 
将来振り返ったときに何を思い出すでしょうか?
 
そう。甲子園がコロナの影響で中止になった夏。
 
 
恐らく、いづれ多くの人には忘れ去られるであろう夏。
 
でも、追い求めていた夢が、あっけなく夢のままで終わってしまった夏。
高校3年生の球児にとっては、生涯忘れられない夏になるでしょうね。
 
 
中止決定の報せを受けて涙する高校球児がテレビに映し出されてるのを
見た時は何ともいえない切ない気持ちになりました。
 
今まで誰もが経験したことのない未曽有の事態。
 
 
球児本人はもちろん、その家族、そして指導者。
 
それぞれの決して正解のない中での苦悩と葛藤を描いた本です。
 
 
そこに描かれている高校球児のたくましさに心打たれました。
 
ここでは高校球児にフォーカスされてますが、他のスポーツのみならず、
色々なフィールドで涙を流してきた人は数知れず。
 
そんな人たちの未来に幸あることを願うばかりです。


追伸 : 
この本で登場する、星稜高校野球部の内山選手。
ドラフトでヤクルトに指名されて入団。

この本を読むとなんか心から応援したい気分になりました!!

 

敗れざる者たち  沢木耕太郎  著

[ 2021/9/30 11:55 ]



敗れざる者たち  沢木耕太郎  著


 
この著者の名前を見て、一番に思い出す作品。
 
それは「深夜特急」という作品。
 
かなり昔。社会人になったころでしょうか・・。
いつか旅とかしてみたいなあ~なんて影響を受けたことがあります。
 
結局叶わずじまいですが、いつか一人旅なんてしてみたいなあ~って気持ちは
今も持っています。
 
さて、その影響を受けた本の著者が、スポーツのノンフィクションを書いている。
 
それだけで読む理由として十分でした。
 
この「敗れざる者たち」の注目点は、敗者にフォーカスをしているところ。
 
多くのスポーツノンフィクションは苦労の過程を経て、最終的に
栄冠を手に入れるという流れが多いと思います。
 
それとは正反対の視点で描かれている点が、今までにないカタチである意味
新鮮な気持ちをもって読むことができました。
 
スポットライトのあたらない面を知ることができる一方で、
著名の通り、敗れて終わる・・。
 
ちょっと切ない読後感が残るのも否めない・・
そんな一冊です。
 
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お客さまとの出会い、ジュエリーとの出会い、仲間との出会い。日々の心温まる出来事を自然体で綴る店長、越野泰明のブログです。

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