「ジュエリーリフォームのこと」の投稿一覧

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お客さまからの素敵なメッセージに感激

[ 2015/9/16 09:38 ]

ジュエリーのリフォームが完了して、無事にお客さまにお渡し。

でも、その後のことが気になるお客さまっているんですよね。

ご自身が譲り受けたジュエリーを、ご子息のお嫁さんにお渡しになるという
お客さま。あれやこれや言いながら、一緒に考えさせていただいただけに、
「喜んでもらえたかなあ~」なんて思ってました。

すると、そのお客さまから一通の手紙(アンケート)が届きました。



思わず、ウルルとなってしまいました・・

年取って涙腺が弱くなったようです。。。


こういうお客さまの声がホント、ボクにとって、そしてお店にとっての
財産であり、または日々の仕事のモチベーションです。

ありがとうございます!!

ご家族みなさまがこれからも幸せに過ごされますように。

ご紹介させていただいたお客さまの事例はコチラ。

ピジョンブラッドのルビーの指輪をピアスにリフォーム



白蝶真珠のペンダントをリフォームしてお嫁さんにプレゼント




まだ事例集にはアップしてませんが、真珠の指輪を含めて
3点、お嫁さんにプレゼントをされました。

素敵なお話ですね。

家族の絆を深めるお手伝いがほんの少し出来たかな・・
嬉しく思います。

幸せなカップルさんのご来店

[ 2015/9/14 10:27 ]

お祖母さんから譲り受けたダイヤの指輪を婚約指輪に。

お若い素敵なカップルさんからご相談をいただき、
そしてキレイに完成いたしました!!



デザインを選ばれる時、そして出来上がったときの彼女さんのシアワセいぱぴの表情が印象的です。

彼氏さんもちょっと照れくささそうに、撮影の承諾をいただきました!

彼女さんの薬指に光り輝く指輪のデザインはコチラ


最近、入荷した新作モデル。

新作を気に入ってもらうと嬉しいですね~♪

当店でジュエリーリフォームのお手伝いをさせていただいたお客さま
にアンケートへのご協力をお願いしてるのですが、

その中で、「なぜジュエリーリフォームをしようと思いましたか?」
の項目に、こうお答えいただきました。

彼女の祖母から指輪を頂き、ブランドの指輪よりも記憶に残ると思ったので。」

モノを受け継ぐお二人の意志がとてもグッときました。

ありがとうございます!!!

末永く大切に、そしてたくさんn身につけてくださいね!


「ブランドよりも記憶に残る婚約指輪の制作をジュエリーリフォームで」

立て爪指輪の歴史を紐解いてみる

[ 2015/9/11 09:33 ]

当店でリフォームのご相談をお聞きさせていただくジュエリーの中で
圧倒的に多いのがこのデザイン。

立て爪 指輪リフォーム

「立て爪」だったり、中には「鬼爪」。

そして多くの人はこの指輪のことを

「昔ならではの指輪」とおっしゃります。

昔の婚約指輪ってほぼこのデザインに統一されてたんだろうなあ~
なんていつも考え、お客さまともお話させていただくのですが、

ふと、自分の頭に浮かんだ疑問・・・

「いったい、いつ頃からこの立て爪の指輪が登場したんだろう・・」

なかなか、それに対する答えは色々と調べましたが、見つかりません。

ご存知、ティファニー社が1800年代の後半に、このような指輪を
作り出した歴史はかかれてますが、一体、日本ではいつの頃から・・?

お越しになるお客さまとの会話の中にヒントがあるのかなと・・

「自身の婚約指輪」は多いですが、それ以外に「お母さんから譲り受けた指輪」そして「おばあさんから譲り受けた指輪」

そんな声が聞かれます。じゃあ、その譲り受けたご本人のご年齢から
逆算してみると・・。

あくまでも推測の域ですが、戦後まもなく1955年ごろぐらいから、
こういう指輪が登場したのではないかと・・。

確かに戦時中は物資が困窮してたと聞きますから、こういう貴金属を
おくるなどという習慣は無かったかと・・。

ほんと、あくまでも推測ですよ。間違ってたらごめんなさい。。

そんな指輪の歴史を紐解いている時に思ったこと。

今、ご相談をいただくジュエリーのリフォーム。
そのジュエリーのルーツを辿ってみると、やはり「おばあさん」から譲り受けたもの。

どうしてもご相談者のご年齢が若くて30代ぐらい。
そうなると必然的に、「おばあさん」の世代が限界なのかなと・・。

言い換えるなら

「3世代に渡るジュエリー」となるわけです。

どうでしょう。これが100年先、200年先。
4代目、そして5代目、6代目。
と次世代に引き継がれていけば・・・。

「昭和の○○おばちゃんが使ってた宝石!」

今に、置き換えると、
「江戸時代の○○おばちゃんが使ってた宝石!」

何かすごくありませんか?

なかなか、そうやって身の回りで子孫に残せるものってあるでしょうか?

もしかしたら、ジュエリーってそんな役目を担える貴重なものになる
可能性が秘めてるのでないか?

そんな気がするんですよね。

そういう視点で宝石を捉えると、今、ボクがやってる仕事って重責だなあ~って思いますね。

でも、そうやって次世代に受け継がれるジュエリー作りのお手伝いが
できるのは幸せなことだと思います。


 

気になる宝石リフォームの価格のこと

[ 2015/9/7 10:08 ]

今日はちょっと気になる「ジュエリーリフォームの価格」のことで。

一昨日にご姉妹がリフォームのご相談でお店にご来店いただきました。

無事に商談は成立したのですが、その際にお姉さまがこんなことをおっしゃっていただきました。

「ホームページの雰囲気が良くて、何より、価格が明瞭にされているのが
とても安心できました」って。

ホームページを立ち上げる時に、制作者さんと共に考えたこと。

サービス提供主の視線ではなく、ご覧になられる消費者の方の目線で
ホームページを作ろうと。

どんな風にお店を見て欲しいか?

どんな方にお店に来ていただきたいか?

お客さまが知りたい情報って何か?

そのあたりを妥協せずに、かなりの時間を費やして考えました。

正直、「価格」の開示については迷いました。

というのは、お持ちになる宝石の大きさや種類、カタチ、そして新たに選ばれるデザインの素材、そしてそのときの地金の相場。

色々な要素で価格って変わってくるので、なかなかきっちりとした価格は
出せないんですよね・・。

でも決して安いお買い物ではないので、「ある程度の目安」はあったほうがいいかなと思い、開示に踏み切りました。

デザイン集
それぞれのデザインの価格を素材別に表記しました。

リフォーム事例集
実際のお客さまの事例を元にどれだけの費用がかかったかを
表記しました。


そういった迷った背景があったので、お客さまに正直に話してみました。
(基本、いろんなことを正直にお客さまに告白してしまう癖があって・・)

こっし~「実は、価格の開示は迷ったんです・・。実際のお値段とWEBに書いてる価格が違うこともあるので・・」

実はこれってお客さまの不信感に繋がらないか・・

ちょっと心の隅で悩み、考えていたことでした。

すると、そのお客様はこんな風におっしゃっていただきました。

「いえいえ、実際がどうかは別で、こうやってきちんと価格を出そうという姿勢にすごい誠実さを感じるんです」

と。聞くとそのお客さまも接客業をされてるので、こういうところにアンテナをお持ちなんでしょうね。

なんか嬉しく、そして心の中でちょっと引っかかってた部分がスッキリしてよかったです!!

お客さまの声から、勇気をもらったり、そして気づきをもらったり、
中にはアドバイスなんかもいただいたり。

ありがとうございます!!

あっ、まだお客さまの商品、お預かりしたばかり。

出来上がる前にえらい褒めてもらって恐縮です。
出来上がり後に褒めてもらえるようにしっかりと制作を進めてまいりますね。



どんな風にデザインが生まれ変わるか楽しみですね。

 

宝石をリフォームすることの価値を考える

[ 2015/9/5 09:52 ]

健康のために、週に2,3回は朝起きて走ってます。
鈴虫の音色が心地よい季節ですね。店長です。

さて、日々、お客さまから宝石のリフォームについてのご相談をいただき、
宝石にまつわるお話なんかをお聞かせいただきながら、宝石についての
ご説明だったり、デザインのご提案をさせていただいてます。

その繰り返しの中で、ふと感じることがありました。

「一体、宝石をリフォームすることの価値って何だろう?」

これって、ジュエリー・宝石のリフォーム専門店として、常に考え続ける永遠のテーマなのかもしれません。

表面的なところでみると、

「古いデザインのジュエリーが新しくなって、また身につけれるようになる」

ってことですが、

実はそのような表面的な価値よりも、もっと深い
【内面的な価値】【精神的な価値】があることを今までのお客さまの
事例から気づかせてもらいました。

事例の中で多くあるのが、

・ おばあさんから譲り受けた、お母さんから譲り受けた。
 そんなジュエリーのリフォームのご依頼です。

まさしく、これは親子、そして世代を超えた「絆」作りのお手伝いを
させていただいている。そう感じるんですよね。

・ 普段、ジュエリーってすることないけど、せっかく譲り受けたもの
 なので使えるようにしようかななんて声も。

普段、ジュエリーを見に着けない方が、譲り受けたジュエリーをリフォームすることですっかりジュエリーの虜になってしまう。そんなことも。
生活に潤いを与えるジュエリーを伝えることができた。とても嬉しい気持ちにさせてもらえます。

あとはジュエリーには、その当時のことを思い出させるような、
「思い出としての証」
そんな価値もあるような気がします。

そんな価値をお客さまにわかりやすい言葉でお伝えする。

それが今の「箕面のちいさな宝石屋」の使命なのかなって思ってます。

冒頭にもありますように、宝石をリフォームすることの価値は
永遠のテーマです。

これからもお客さまとのかかわりの中で、そのテーマについても
追求していけたらと思います。


宝石リフォームの価値




 
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お客さまとの出会い、ジュエリーとの出会い、仲間との出会い。日々の心温まる出来事を自然体で綴る店長、越野泰明のブログです。

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