「読書」の投稿一覧

|< 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 >|

「アキラとあきら」池井戸潤 著

[ 2017/6/27 10:02 ]

ボチボチと本は読んでますが、
レビューするのは久しぶりかも。



「半沢直樹」「下町ロケット」「ルーズベルトゲーム」
などで有名な池井戸潤さんの作品。

零細企業の息子のアキラ。

そして大手財閥企業の御曹司のあきら。

2人の人生模様が描かれ、2人が全く違う目線で捉える会社の在り方。

生きる世界が違うであろう2人がバンカーとして出会い、
そして沈没しかけた会社を救っていく物語。

自分も経営者のはしくれ。そして零細企業の息子。
そんな背景もあって、思わず感情移入しながら読み進めていきました。

面白かったです!

向井理、斎藤工が主演でドラマ化もされるそうですね~。


 

米中もし戦わば

[ 2017/4/11 10:44 ]

久々の読書レビューです。



この手の政治的な本は得意ではないのですが・・。
ちょっとは世界の地政学的なものも知っておいた方がよいかなと・・。

アメリカのトランプさんの政策顧問と言われる方が執筆したものです。

苦手意識を払拭するほどに、わかりやすい本でした。

数日前にアメリカがシリアを攻撃し、北朝鮮との緊張度が高まっている報道がされてましたが、この本を読んでる最中だっただけに、とても関心を持って報道を見ることができました。

アメリカが日本に基地を構える理由?

中国の軍拡の内情?

どうやったら戦争を防ぐことができるのか?

今の世界における地政学リスクは?

いい意味でも悪い意味でも「平和ボケ」している自分に気づいたような
気がします。




 

変えることが難しいことを変える 岩渕健輔 著

[ 2017/1/31 13:10 ]

面白い本を見つけたら、その著者の本を深堀りして読んでいく。
そんな読書術もありかなって思う。

つい先日のブログでご紹介した本
準備する力 ラグビー日本代表GMのメソッド

この本に共鳴し、早速著者の前著をamazonでポチっと。



期待通りの内容でした。◎です。

先にご紹介した本と同様に、ラグビー日本代表のGMとしての未来について描かれているのは同じなのですが、興味深いのは

この本は歴史的勝利を収めた2015年ラグビーワールドカップ、そして世界的なクラブチームの組織である「スーパーラグビー」に日本が参戦する前に書かれたものです。

日本のラグビー界を語るときに、この「ワールドカップ」そして「スーパーラグビーへの参戦」が大きなカギを握ると書かれてます。

そして今、この岩渕GMが抱いたイメージに限りなく近く結果として表れているのではないでしょうか。

ラグビーでも強豪オーストラリアを撃破し、スーパーラグビーへの参戦も描叶っている。

すごいです。。

また、この2015年のW杯だけではなく、2019年の東京でのラグビーw杯、
そして2020年の東京五輪への航海図も書かれています。

果たしてその岩渕GMが描いた航海図のように進んでいくのか?
ラグビー日本代表から目が離せないですね。





 

準備する力 ラグビー日本代表GMのメソッド 岩渕健輔 著

[ 2017/1/24 13:24 ]

よく「アメラグ」と言われますが・・・。

アメリカンフットボールとラグビーは似てて異なるものです。

いや、実はプレーそのものから、歴史、そして国による知名度まで
まったく別のスポーツだと思います。

こんな本を読みました。



準備する力 ラグビー日本代表GMのメソッド 岩渕 健輔 著


2015年のラグビーワールドカップで、日本は南アフリカを撃破しました。
「史上最大の番狂わせ」とも言われた試合は記憶にあるかと思います。

決して、たまたま起きた番狂わせではなく、より計画的に、そして綿密な準備を重ねることで実現した番狂わせであったことが書かれています。

すげえな・・。と唸る内容です。

そして、やっぱ日本国内で言えば、
アメフトよりラグビーの方が数段先に行ってるなって思いました。

もちろん7人制のラグビーがオリンピック競技であるとか、スーパーラグビーの存在だったり、アメリカでの知名度頼りのアメフトとはちょっと違う背景がありますけどね。

そして2015年のワールドカップの裏事情に加えて、次のワールドカップ、
そしてオリンピックに向けて、日本代表がどのように進んでいくか?

そんな羅針盤がここには書かれています。

ラグビー関係者はもちろん、ラグビーのにわかファン(僕も含め・・)、
五郎丸ファン、アメフトやってる人にもおすすめ一冊です。

やっぱり仕事もスポーツも準備って大切ですね。

「目標設定」と「準備の積み重ね」

何事もこれに尽きるなあって思います。




 

勝ち続ける理由  原 晋 著

[ 2017/1/17 09:40 ]

お正月にお茶の間をにぎわせる、
「箱根駅伝」

他に見る番組が少ないことから、自然とチャンネルを「箱根」に
合わせる方も多いのではないでしょうか?

そんな箱根駅伝で一躍有名になった指導者がいます。

青山学院大学の原 晋(はらすすむ)監督。

サラリーマンから母校の監督に就任し、10年以上の歳月をかけて
3連覇に導いた手腕がクローズアップされ多くの著書を出されてます。

その中の一冊を

勝ち続ける理由
「勝ち続ける理由」 原 晋 著

「ワクワク大作戦」「ハッピー大作戦」「サンキュー大作戦」
など、前例にこだわらない奇抜なアイデアで、チーム作りをしてきた
エピソードは必見です。

その中で紹介されたのが、青学陸上部の3つの哲学。
胸に響く内容なのでちょっとだけご紹介を。

1) 感動を人からもらうのではなく、感動を与えることのできる人になる

2) 今日のことは今日やる。明日はまた明日やるべきことがある

3) 人間の能力に大差はない。あるとすればそれは熱意の差である

学生に向けての哲学ではあるものの、だいぶ歳をとった自分にも強く考えさせれる哲学ですね。


そして、原監督は自身の部のことだけを考えてるわけでなく、長距離陸上界のことを広い視点で考えられていることが書かれてます。

著書の終盤にはそのあたりの提言も。

その提言の斬新さ、そして自信。
「原監督に日本長距離界のリーダーをしてもらったらいいんじゃないか!」

きっと読まれた方はそう思うと思います。

1) 箱根駅伝の全国化

うん、確かに不自然に感じている視聴者も多いかと思います。

2) ニューイヤー駅伝のメジャー化

この部分の提言がなかなか面白い。正月に実業団が行ってる駅伝ですが、
この駅伝を、天下分け目の決戦が行われた「関ケ原」をスタートし、
「京都」に入り、そして「御堂筋」を通って「大阪城」をゴールとする。

このコースであればドラマ性があって箱根に匹敵する大会になるんじゃないかって。


まあ、できるできないかは別として、こういう斬新なアイデアを生み出す
ことのできる組織がこれから伸びていくのかもしれませんね。

他にも結構、面白い提言もありました。


「箱根駅伝」ファンのみならず、組織のリーダーであったり、ビジネスマンの方にもおすすめの一冊です。
|< 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 >|

プロフィール

お客さまとの出会い、ジュエリーとの出会い、仲間との出会い。日々の心温まる出来事を自然体で綴る店長、越野泰明のブログです。

ホームページ

動画でもお店の雰囲気をご覧いただけます。

アーカイブ