「読書」の投稿一覧

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A4 1枚で「いま、やるべきこと」に気づく なかつか日報

[ 2019/5/16 16:17 ]



「自分を律する」

経営者だけではなく、ビジネスマンにとって最も大切なことの一つに思います。

まずは自身の日々の生活の現状把握。

そして、目標設定。

現状と目標のギャップをいかに埋めていくか?

そのギャップを日報と言うツールを使って埋めていこうというのが
本書の狙いだと思います。

確かに、日々の目の前のことに真剣に取り組んではいるものの、
俯瞰してみたら色々と気づくことは多いかもしれません。

仕事のやり方の傾向はもとより、お客様の流れだったり、ご相談内容の傾向だったり。

それを日報と言う形でデータにして、色々と策を練っていこう。

「データ野球」のみならず「データビジネス」ですね。

この著書で紹介されてるような、緻密な日報が理想ではありますが、続かなければ何の意味もない・・。

ちょっと自分のなりのやり方で、日々の営業成果をメモしていくような習慣をつけていけたらいいなと思います。

 

メジャーをかなえた雄星ノート

[ 2019/5/11 12:17 ]



プロ野球のファンのみならず、スポーツファンならご存じ。
今年、海を渡ってメジャーリーグに挑戦している、菊地雄星選手の
著著。

「メジャーをかなえた雄星ノート」

中学時代から綴られた直筆のノートが公開されてます。

よく自叙伝の類は、編集されていて美化されてるようなものが多く感じますが、この著書は、本人の日記の写真が公開されてるので、リアル感がとても強いです。

夢(目標)をいかに強く抱き続けることができるか?

これが何よりも重要なことは言うまでもないのですが、
日記というツールを使って、

今の自分を可視化したり、その時抱いた感情を綴ってます。

そして、そこから夢(目標)とのギャップをどのように埋めていくか?

それを考え続けてる姿が日記を見てうかがい知ることができます。

あとは、

「習慣」と「感謝」の大切さが、この日記には数えきれないほどに記されています。

素朴、朴訥、実直。
そんなイメージを菊地選手に対して抱きますが、この本を読んで、そのイメージが間違いではなかったことを知ることができました。

中学時代のノートに
「メジャーに行く」

そう記されています。
それから12年の年月を経て、菊地選手は夢でもあるメジャーリーガーになりました。

そして本の最後には、
「10年日記」を購入したと書かれてます。

そこにはどんな夢や目標が記されたのかな?
ちょっと気になるところです。





 

マネーボール  マイケル・ルイス 著

[ 2019/4/27 14:25 ]



大満足の一冊です。
映画にもなった知る人ぞ知る名作です。

アメリカのメジャーリーグ。
貧乏球団のオークランド・アスレチックスを強豪チームに作り上げていくGM(ジェネラルマネージャー)を中心に描いた物語。

球団経営がお金だけではないことを教えてくれる本です。

何がおもしろいって、選手の評価の方法だったり、野球の戦術など、従来の当たりまえ(セオリー)を次々と覆していく様子が克明に描かれている点。

例えば、
・ 野球に必要なのは「出塁率」と「長打率」
・ リスクのある「盗塁」は非効率である
・ アウトを献上する「犠打」は不必要である。
など、いろんな考え方が示されてます。

野球に詳しい方はこれだけでも読みたくなるのではないでしょうか・・。

「スポーツの戦略に答えはない」

僕はそう思います。
だけど大切なことは、一般的に当たり前と思われる戦略(セオリー)でもちょっと視点を変えて眺めてみる必要があるのかなと。

つまりは常識を疑ってみること。
当たり前のすぐ近くに無限の可能性が広がっているということ。

この本で書かれてるアスレチックスのような、独自性のある
戦略、そして人材の評価方法をするチームが増えてきたら、もっと面白いリーグになるでしょうね。

これは野球に限らず、ほかのスポーツでも同じことがいえると思います。

この本では、アスレチックスの独自の価値観によって、
陽のあたらない選手が発掘されて、彼らの人生を変えたことにも言及してます。

個性を大切にするスポーツの無限の可能性を感じさせてくれる一冊です。



 

破天荒フェニックス 田中修治 著

[ 2019/4/17 12:29 ]



破天荒フェニックス 田中修治 著

Amazonレビューで例えるなら、
間違いなく「5ツ星」の評価です。

感情移入しながらあっという間に読み終えました。

債務超過に陥った、いわば沈没船に近い会社を再建させた物語。

会社の規模やレベルでは雲泥の差がありますが、僕も今のお店を立ち上げた経験があるので、その時の思い出がこの本を読んでフラッシュバックされました。

不安と楽しみ。

ほとんどが不安。

初めてお客様が来た時の興奮と感動。

今でも忘れもしない喜びの瞬間です。

この本で書かれてる臨場感が自分事のように思えて、ワクワクとハラハラが入り混じった感情で読むことができました。

「倒れる時は前のめりに」

そんな姿勢でどんどん会社を大きくしていく様子が描かれています。

実は僕には会社の規模拡大志向がないので、マネをしようとは全く思わないし、そこまでの資質を持ち合わせていません。

でも、この本で書かれてることから経営の本質のようなものが伝わってきたような気がします。

〇 あきらめずに動く行動力

どんな窮地に立たされても、立ち止まらずに進む行動力。
動きを止めてしまうことが経営における最大の「リスク」

〇 人との出会い

仲間はもちろんのこと、取引先、ステークホルダー。
この物語において出てくる登場人物の一人がかけていたら、もしかしたら
再建は果たしていないかもしれません。

人との出会いは大切です。

これらについては、会社の大きい小さいは関係なく、
もっとも大切な本質であると思います。

会社には色々なストーリー(物語)があります。

色々な会社のストーリーを読書であったり、直接話を聞いたりして、
自分の引出しにしまっておきたいと思います。

これから自分自身が会社を経営していく中で、行き詰ったり、悩んだりしたときの支えになってくれるような気がします。

この著者のような波乱万丈、荒波の物語はノーサンキューですが、
平凡かもしれないけど、自分が主役の物語を地道に作りあげていきたいと思います。

今の仕事に物足りない。
そんな経営者さんがいたらぜひ読んでください。


すぐにでも海外に行きたくなる自分に気づくかもしれないです(笑)

ビジネスはともかく、シンガポール、台湾に一度行ってみたいなあ~って思いました。





 

ひとり社長の稼ぎ方・仕事のやり方

[ 2019/3/14 08:50 ]



ひとり社長の稼ぎ方・仕事のやり方  一圓 克彦 著

タイトル見て、即買いでした(笑)
タイトルやキャッチコピーって大切ですね。

「あっ、自分のことや」
と思わせることが、広告における最も大切なことかもしれません。

前置きはさておき、
自分も奥さんがたまに手伝ってくれることはあるけども、

実質はこの本のタイトルにもあるように「ひとり社長」と言えるでしょう。

この本の冒頭で、
「ひとり社長」になることの魅力が著者の体験談と共に語られてます。

その魅力の全てを享受しているわけではないですが、
共感できることがたくさんの内容でした。

組織で勤めるにおいて必要な報告書の類は一切なし。

自宅から車で10分。通勤ラッシュ知らずです。

挙げだすとキリがないぐらい恩恵にあずかってることがたくさんあります。

その中で僕が今のお店を経営する上で、最もベストな決断をしたと思ってるのが、「予約制」にしたこと。

宝石屋で予約?

従来の常識では考えられないと思いますが、ご来店いただけるお客様に
ゆっくりと丁寧に対応したいこと。

そして、自分の時間を有効に使えるようにしたい。

そう思って最初は半信半疑で導入しましたが、自分の想像以上に
お客様はきっちりと予約をしてご来店いただいてます。

もちろん、そのおかげで自分で時間をコントロールすることが
できるようになりました。

すべて自分の責任において、自分の判断で仕事をすすめることが
できる。これが「ひとり社長」の魅力ですね。

著書では、この「ひとり社長」の魅力から始まり、
具体的なひとり社長に向いているビジネスモデルの提案が書かれています。

著者自身の失敗経験談を元に、「ひとり社長」へ道のりが
描かれていますが、

僕自身も大きな失敗(挫折)を経て、
色々と試行錯誤を重ねた上で今に至ります。

今だからこそ言えるかもしれないですが、この失敗(挫折)が
今のビジネスのキッカケになっているので人生わからないものですね。

集客の不安。売上の不安。
将来への不安は絶えないので、決して「ひとり社長」がバラ色かと言えば
そうではないですが、

自分に向いたビジネススタイルであるかなあとは実感しています。

これからもこの「ひとり社長」の恩恵を
存分に授かりながら、

「ひとり社長」だからこそできることにも色々とチャレンジをして
いきたいと思います。

最後になるけど、やっぱ「健康」です。

自分が動けなくなっても事業が回るというのが理想形ですが、
「元気であれば何でもできる!」
で書評を終えたいと思います(笑)






 
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