「読書」の投稿一覧

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仙台育英 日本一からの招待 幸福度の高いチーム作り

[ 2023/5/12 11:14 ]



「仙台育英 日本一からの招待 幸福度の高いチーム作り」 須江 航 著

「青春って密なんです」

あの甲子園の優勝監督インタビューは胸に来るものがありました。
東北勢初の甲子園優勝。

浮かれることなく、コロナ禍で苦労してきた全国の高校生を思いやるコトバに感動をしました。

時の人となった仙台育英 野球部 須江監督の著書を読みました。

色々なコトバを駆使しながら、選手との対話・コミュニケーションを大切にする姿が余すことなく書かれています。

一つ一つの取り組みに目的、根拠があって、それをチームとして共有をする。

日本一を狙うような学校はここまで緻密にチームをマネジメントしていくんだって驚かされました。

昔は強豪チーム=スパルタのようなイメージがありました。
今のチームに厳しさが失われたわけではないですが、求められるものが違ってきてるような気がしました。

あと、キレイごとのようにも聞こえますが、
「選手の高校生活3年間の思い出」
をとても大切にされていることに共感をしました。

あの優勝監督インタビューでも感じましたが、監督でもあり教育者でもあるんですね。

「青春って密」

ほんといい言葉だと思います。


 

自分の最高を引き出す考え方

[ 2023/1/31 11:36 ]

久々の読書レビューです。



自分の最高を引き出す考え方
~スポーツ心理学博士が語る結果を出し続ける人の違い~

布施 努 著


とても良かったです!!

アスリートはもちろんですが、
スポーツの指導者の方々にはぜひご一読いただきたい内容です。

よく「心・技・体」と言われますが、「心」の部分の大切さがこの本を読むと実感できると思います。

・ 横型比較思考と縦型比較思考
 他人との比較ではなく、自分がなりたい姿をイメージする事の大切さ

・ 目標設定の方法
 ダブルゴール。最高目標、最低目標などを設定して小さな達成感を積み重ねる

・ 自分がコントロールできることへの意識づけ
 「他人と過去は変えられない、変えれるのは自分と未来だけ」

・ 防御型思考と獲得型思考
 失敗することを恐れながらプレーをしていないか?

・ 5段階の自己決定能力
 
 1 誰かに言われたからやる
 2 やらないといけないからやる
 3 重要だからやる
 4 やりたいと思うからやる
 5 楽しいからやる

これだけではなんのことかさっぱりわからないと思います。
ぜひ著書を読んでいただきたいです。

この本を読みながら、自然と意識は自分の学生時代に向けられました。

この本で書いてある考え方であったり、目標設定のスキルがあれば、どうだったろうなあ~みたいな。

今、思うと「心」にフォーカスした取り組みなんてこれっぽっちもしていなかったな・・と。

とは言っても当時は情報量も今とは違いますし、目の前のことに必死でしたので、それはそれでよかったのかなと。

この本ではアスリートだったり色々なスポーツチームの事例を交えながら説明されているのでとてもわかりやすかったです。

特に印象的だったのは、神奈川の桐蔭学園ラグビー部の事例。

学生の自主性を引きだしながらリーダーが育っていく土壌がすごいなあ~って感じました。

冒頭にも書きましたが、選手と指導者がこの本で書かれてることを共有できれば、色々な可能性が引き出され、今までにはないまだ見ぬ世界が広がっていくのではないかと思います。

ダブル・ゴール・コーチング   ジム・トンプソン 著

[ 2022/10/7 11:01 ]




今年、読んだ本のなかで、一番の良書です。
 
タイトルにある「ゴール」これはまさしく「目標」の意味。
 
スポーツにとっての「ゴール」は勝つことが全てなのか?
 
勝つことを目標に掲げながらも、スポーツから得れるものはたくさんある。
「楽しさ」「仲間」「思い出」「人格形成」
 
それこそが本当のスポーツが持つもう1つの「ゴール」ではないか?
 
それら2つの「ダブル・ゴール」をいかにして追求していくか?
 
ジュニアのスポーツチームの監督・コーチ。
 
そして、子供がジュニアのスポーツチームに所属する保護者を対象に書かれた内容です。
 
 
自分もジュニアではないですが、社会人のアメフトチームのコーチをした経験があり、
そして、今はラグビースクールに通う子供の保護者でもあります。
 
「子供が試合に終わった後の車での会話は?」
 
「保護者がジュニアスポーツの監督とどのように関わっていくべきか?」
 
とてもリアリティーがある内容が書かれていて、
思わず「それそれ!!」と共感する内容もあれば、
「それ俺のことや・・」
と子供への接し方については反省しなければならない内容も。。
 
近視眼的にスポーツを見るのではなく、もっとスポーツという絵を大きい視野で見ていく必要があることを考えさせられる内容でした。

ぜひジュニアチームのみならず、スポーツチームの監督やコーチ。
そして保護者の方々にも読んでいただきたい本です。

きっと、今後のスポーツへの関わり方に変化が起きると思います。
 

LIFE SHIFT 2 ~100年時代の行動戦略

[ 2022/2/14 15:03 ]



LIFE SHIFT 2  ~100年時代の行動戦略

これは読んでよかった!!って思える本でした。

「人生100年時代」と呼ばれますが、そんな時代の中で、
どんなライフスタイルを送ることができるのか?

また世の中はどのような動きをするのかを予測した内容になっています。

大きなキーワードとしては
「長寿化」と「テクノロジーの進化」

多くの人は、
「教育」「仕事」「引退(老後)」
といった3ステージの人生を送ることが多いと思います。

それが、先の2つのキーワードによって、
3つのステージではない、「マルチステージ」を送ることになるだろうとの見通しが書かれています。

例えば、学校を出たら就職、引退をしたら年金暮らしという一般的なモデルケースが普通ではなくなるということ。

キャリアの途中で、学び直すことがあったり、引退をしたのちもまた現役復帰をしたり。

と色々なケースが考えられるであろうとのことです。

自分もどこか心の中で、今の仕事を務めあげて、65歳ぐらいで引退して・・。

そんなイメージを描いていたけども、もっともっと色々なことを学んで可能性を広げていきたいな。

そんな思いになっています。

偶然か・・。

最近、

・ 新たな事業を興す
・ 独立開業する

立て続けに3人の友人からこのような話を聞きました。

いづれも僕と同じ、もうすぐ50歳を迎えようとしています。

今までだったら、
「50歳を手前にしたラストチャンス」
って言われるのかもしれないけども、

これからはもっと年を重ねても、新しいフィールドに自分の人生を移行させる人が増えていくかもしれないですね。

塞王の盾   今村翔吾  著

[ 2022/2/2 14:22 ]



塞王の盾    今村 翔吾 著

直木賞を受賞したこの作品・・
 
そういえば・・どこかでこの著書の名前を聞いたことがあるなあ・・
 
自分の記憶をたどって、ふと思い出したのが、
 
「箕面の書店を、小説家が事業継承」したという話。
 
その方の名前ではなかったかなと・・。
 
調べるとドンピシャ!!驚きました。
 
そんな有名作家さんだったなんて・・
 
 
そんな、いきさつもあって、すぐに読み始めました。
 
そこまで歴史小説を読む方でないのですが、とてもわかりやすい本でした。
 
言わずと知れた天下分け目の戦いと称された「関ヶ原の戦い」
 
その前哨戦を描いた内容。
 
 
学校で習うような歴史の本筋から、少し外れたところにも色々な物語があるんですね。
 
今回の舞台となった大津城含め、読書で知りえた史跡をめぐってみるのも楽しいかもしれないですね。


「大阪・箕面で閉店書店、小説家の手で復活」

この記事をぜひご覧になってください。
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