「かかりつけの宝石屋」への道
[ 投稿日時 ] 2015/9/9 09:35
[ カテゴリ ] お店のこと
今日は台風の影響で1日雨になりそうですね・・。
のんびりした1日になる予感。。ブログの更新やホームページの更新。
今できることを精一杯に。
おはようございます。店長です。
「ライフタイムバリュー」って言葉をご存知でしょうか?
英語で「LTV」なんて格好良く略すことも。
よく経営書などに書かれていますが、この「LTV」は
「顧客生涯価値」と言われるもの。
詳しくは専門書に譲るとして、サービス提供者から見れば、
「一人のお客さまが生涯においてお店にもたらしてくれる利益」
と考えることができると思います。
実はこの考え方、僕の経営における「考え方」にズバリ合致したものなんですね。
お客さまとの関係性を単発のものに終わらせないで、生涯において
続くような関係性を築き上げる。
そんな理想的なビジネスモデルです。
と格好のよい言葉を並べたものの、実際はどうか?
実はこの部分はお店にとっての大きな課題なんですね。
「ジュエリーリフォーム」という商品の特性上もあって、そんなに
リピーターさんが多いとも言えないんですね。
もちろん、すっかりジュエリーリフォームの魅力にはまって、再三ご依頼戴ける方もおられます。でもどちらかといえば、「譲り受けた指輪を自分の好みのデザインにする」などが多いので単発で終わってしまうことも多いのが現状です。
そこで、僕がお店を運営する上での理想は、
「ジュエリーリフォームや修理のご依頼は、当店をご利用いただくキッカケであり、そのご縁を機に当店のことを知ってもらい、そこで信頼をいただき、生涯においてジュエリーのことで何かあれば声をかけていただく」
そんな関係性を多くのお客さまと持てたら幸せだな~って感じます。
では、どうするねん?
言葉で言うのは簡単ですが、
「既存のお客さまを死ぬほど大切にする」
ことだと思ってます。
もちろん、それ=押し売りとかではなく、
「何かあったら箕面のちいさな宝石屋」
食料品や生活品ならまだしも、ジュエリーを購入する機会なんて
そうそうあるものではないですよね。
だから、ちょっとでもお客さまの頭の片隅に覚えていてもらえるように。
またブログで書くこともあると思いますが、定期的にニュースレター(手作り新聞)をお客さまにお送りするのも、そんな理想を求めての施策の1つなんですね。
業界の大先輩がお店にこんなフレーズを与えてくれました。
「かかりつけの宝石屋」
かかりつけのお医者さんがあるように、「かかりつけの宝石屋」
そんなお店であれたらいいなあ。
そう思ってます。
こちらは、ジュエリーのリフォーム・修理がきっかけで当店を
ご利用いただいたお客さまの息子さんの結婚指輪を作らせていただきました。
まさしく、僕が理想としてるお客さまとの関係性から生まれたお話。
まだまだ至らぬ点をあげるとキリがないですが、日々地道に
がんばっていきたいと思います。